Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道・東北の旅 2010/夏 (89) 「『碁盤の目』考」

「三航北国日誌」第 89 回です。今日は古都のエスプリ漂う内容でお送りします(ウソです。しかもちょっと短いです)。 「碁盤の目」考 「モエレ沼公園」をチラ見した後は、Day 4 の目的地・小樽に向けて一目散!です。札幌は、京都などと同じく、街路が「碁…

北海道・東北の旅 2010/夏 (88) 「世を忍ぶ仮の姿をグラスノスチ!」

「三航北国日誌」第 88 回です。本日は、都市部におけるゴミ問題と電力供給に関する話題をグラスノスチでお届けします(← 幻の「白石発電所」 「北海道開拓の村」のあたりをちょっとウロウロした後、なんとなく次なる目的地を目指します。ふと車窓左手に見え…

北海道・東北の旅 2010/夏 (87) 「交差点、前見て右見て左見て!」

「三航北国日誌」第 87 回です。本日も、昨日以上にどうでもいい内容でお届けします(← Go West ! 由仁町の「ヤリキレナイ川」にてやり切れない思いを噛みしめたあとは、札幌目指してひたすら西へと向かいます。由仁町の西隣で「ナイキ訴訟」で有名な(?)…

北海道・東北の旅 2010/夏 (86) 「思い出のヤリキレナイ川」

「三航北国日誌」第 86 回です。86 回もやっていますが、実はまだ 5 日目の内容だったりします(← めざせモスクワ!じゃなくて、札幌! というわけで、夕張駅を後にして、次は札幌!を目指します。分水嶺を 400m くらいのトンネルで抜けると、 あとは快適な…

北海道・東北の旅 2010/夏 (85) 「夕張駅ほか」

「三航北国日誌」第 85 回です。新ネタに行こうかと思ったのですが、調子がイマイチなものでして……(すいません)。 お店? それとも工場? 小高いところにでっかい建物があるのですが、これがどうやら「生キャラメル」のお店?みたいですね。 「石炭の歴史…

北海道・東北の旅 2010/夏 (84) 「夕張を見て死ね」

「三航北国日誌」第 84 回です。本日はドキュメンタリータッチの内容でお届けします(どこがだ)。 夕張を見て死ね さて、夕張にやってきました。最初に出迎えるのはこの看板ですが、 今回も華麗にスルーです(←夕張から札幌に向かおうとする場合、もっとも…

北海道・東北の旅 2010/夏 (83) 「三菱大夕張鉄道 車輌保存地」

「三航北国日誌」第 83 回です。この道はいつか来た道…… 三菱大夕張鉄道 車輌保存地 シューパロ湖にて消えゆく「三弦橋」を眺めた後は、夕張の街に向かいます。ここからしばらくは以前にも来たことのある道ですので、安心して進めます。というわけで、以前に…

北海道・東北の旅 2010/夏 (82) 「沈み行く『三弦橋』」

「三航北国日誌」第 82 回です。またひとつ、昭和の遺産が失われようとしています……。 インパクト抜群 引き続き、国道 452 号を夕張に向けて進みます。めちゃくちゃマイナーなルートかも知れませんが、道路は良く整備されていて、使えるルートです。これは、…

北海道・東北の旅 2010/夏 (81) 「すべる注意(← 」

「三航北国日誌」第 81 回です。根拠のない思い込みには気をつけましょう……(← ひたすら、真っ直ぐに この日は生憎の雨。空知地方は「雷注意報」が発表中でした。 雨の中、とっても快適な道路を進みます。 もちろん、たまにはカーブもあるわけですが、このよ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (80) 「終の棲家は橋の上」

「三航北国日誌」第 80 回です。本日は驚きの連続!……だったらいいなぁ、とか(願望か)。 雨に唄えば 歌志内を後にして、芦別に向かいます。もう一度地図をつけておきましょうか。 相変わらず、降り続く雨はカメラのピントを狂わせます。 デンゼル・ワシン…

北海道・東北の旅 2010/夏 (79) 「無重力の街」

「三航北国日誌」第 79 回です。本日は、山はあるけどオチと意味の無い内容でお送りします(← 無重力の街 はい。というわけで「悲別駅」こと「上砂川駅」を出発して、歌志内に向かいましょう。えーとその前に、こちらをどうぞ。 これはシュールですね(笑)。…

アイヌ語地名の傾向と対策 (37) 「美馬牛・美瑛・神楽・旭川」

本日も、道央の美しい地名の話題をお届けします。 美馬牛(びばうし) pipa-us-iからす貝・多くある・所 (典拠あり、類型多数) つい馬刺しやユッケが恋しくなる地名ですが(←)、アイヌ語では間違いようのない地名です。pipa-us-i で「からす貝・多くある…

非アイヌ語地名の傾向と対策(番外地)「国有無番地」編

レッドブル飲んで頑張るぞー(ぉー)。 国有無番地(こくゆうむばんち) えー、なぜかのっけから「非アイヌ語地名」なんですが、珍しいものを見かけたのでご紹介です。 はい、地図にも堂々と「国有無番地」と記されています。似たような語感のものとしては「…

北海道・東北の旅 2010/夏 (78) 「今日も悲別で(←)」

「三航北国日誌」第 78 回です。できることから、こつこつと。 昨日は悲別で、 はい、今日も悲別で(←)。「悲別駅」こと「上砂川駅」跡を見て行きましょう。 中は……かなり綺麗に保たれています。上砂川町の中ではトップクラスの観光地?なのでしょうから、…

北海道・東北の旅 2010/夏 (77) 「昨日、悲別で」

「三航北国日誌」第 77 回です。ファイトォォー、ニッポォーン! 「悲別駅」は実在した! さてさて。上砂川町の中心部(だと思う)にやってきました。 車を停めて、雨の中向かったのは……。 なんと、こんなところに「悲別駅」は実在したのでした! 駅名標にも…

北海道・東北の旅 2010/夏 (76) 「振り返れば遙か遠く故郷が見える」

「三航北国日誌」第 76 回です。がんばってニッポン! 振り返れば遙か遠く故郷が見える 「旭川」から石狩川沿いに「深川」、「滝川」と走って、「砂川」にやってきました。知らず知らず歩いてきた細く長いこの道、といった感じです(どんな感じだ)。でこぼ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (75) 「止まない雨は無い」

「三航北国日誌」第 75 回です。がんばろう、ニッポン! ……などと言っているうちに、22:31 に地震があったわけですが……。ちなみに我が家では震度 1 でした。体感したところでは横揺れが十数秒といったところでしょうか。震源の場所はフォッサマグナのあたり…

北海道・東北の旅 2010/夏 (74) 「道北一のソフトクリーム」

「三航北国日誌」第 74 回です。がんばれ、ニッポン! めざせオタウシナイ! 「雨の神居古潭」を堪能?できたので、また、ここから車を走らせて行きましょう。次なる目的地は ota-us-i-nay、あ、いやいや「歌志内」です。 まずは深川を目指して西に向かう!…

北海道・東北の旅 2010/夏 (73) 「ミネラルたっぷり!」

「三航北国日誌」第 73 回です。本日は鉄分とカルシウム分を増量してお届けします(「カルシウム分」ってドコ?)。「神居古潭編」も今日で最終回……にしたいんですが、さてどうなりますやら(← 蒸気機関車 三態 駅跡には、3 台の蒸気機関車が静態保存されて…

北海道・東北の旅 2010/夏 (72) 「神様は西側がお好き」(←

「三航北国日誌」第 72 回です。本日は、神居古潭駅跡から見た東側と西側の実態に迫ります(← 黒光りした躍動感溢れるアイツ ここ「神居古潭」には、特に何かの展示があるのを見に来た……というわけではなく、純粋に景勝地としての「神居古潭」を見に来たつも…

北海道・東北の旅 2010/夏 (71) 「神様は落石もお好き」

「三航北国日誌」第 71 回です。本日もどマイナーな話題を続けます……。 使用心得! さてさて。神居古潭駅近辺の線路跡は「旭川サイクリングロード」として一般開放されているのですが、このように、きちんと「使用心得」が掲示されています。 しかし……、周り…

北海道・東北の旅 2010/夏 (70) 「名所案内」

「三航北国日誌」第 70 回です。えー、今日も「神居古潭駅跡」の話題を引っ張ります……。 これも一種のバリアフリー化? 線路跡は自転車道に、そして旧駅舎は「休憩所」に転用されているので、その間に存在していた筈のプラットホームは綺麗に削られてしまっ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (69) 「とりあえずサイクリングロードにしてみました」

「三航北国日誌」第 69 回です。74 回です。はい、ええ、74 回です(← アイヌ語地名いろいろ そんなわけで「神居古潭駅(跡)」を見て回っているのですが、「神居古潭 - 旭川アイヌ語地名」という案内板がありました。 とても字が小さいので読めないと思い…

「カリプソ」の真実

絆創膏の歴史 えー、昨日はハリー・ベラフォンテさんの人となりを語る筈が、絆創膏の歴史についてカタルは目に、じゃなくて語る羽目になってしまったので、今日こそは、と。 (Wikimedia Commons より借用。この作品の元となった写真の原著作者である Lochma…

USA for Africa と Toleman F1

デーオッ♪ それにしても、ハリー・ベラフォンテという人は、なかなか面白い人です。 (Wikimedia Commons より借用。この作品の元となった写真の原著作者である Lochmann, Hans Peter 氏、およびこの作品の作者である TheCuriousGnome 氏は、この作品を以下…

ハリー・ベラフォンテさんの被害額は 500 万ドル

マーティルダっ 今日、twitter(@bojan_intl)でこんなことをつぶやきました。 I'm currently listening to "Matilda" by Harry Belafonte on my iPhone. 英語なのは、TuneTweet2 の仕様なので気にしないでください。見ての通りでして、ハリー・ベラフォンテ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (68) 「神様の村」

「三航北国日誌」第 68 回です。本日は、「神様の村」の意図するところについてほんのちょっとだけ考えてみます。 旧神居古潭駅舎 旭川市の「神居古潭」にやってきました。対岸の駐車場からは「家のようなもの」が見えていましたが、実はこれが かつての「神…

北海道・東北の旅 2010/夏 (67) 「『女坂』と『神居古潭』の意外な関係」

「三航北国日誌」第 67 回です。本日は、「女坂」と「神居古潭」の関係について……は特に触れません(← なにやら家のようなものが さてさて。こちらは神居古潭の奔流を撮影したものですが、 よーく見ると、なにやら家のような建物が見えます。 というわけで、…