Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

利尻・礼文の旅 2012/夏 (198) 「惜しい!浮島トンネル」

路面状態に合わせて安全運転を 滝上からは、国道 273 号を南に向かって上川を目指します。 これまた、いかにも北海道らしい眺めですね。 この山の名前は……? ふと左手を眺めると、とても綺麗な形の山が見えました。地形図で見ると、まるでテトラパックのよう…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (197) 「滝上町をゆく」

ウェンシリ岳 西興部村からは、藻興部川沿いを走って滝上町へと向かいます。 西興部村と滝上町と、そして下川町の境界に位置する「ウェンシリ岳」への登山口がありました。このあたりは海抜 260 m くらいのところですが、ウェンシリ岳の頂上は海抜 1,142 m …

利尻・礼文の旅 2012/夏 (196) 「干貝柱塩ラーメン」

イチオシ「干貝柱塩ラーメン」 それでは、道の駅でお昼ごはんをいただくことにしましょう。メニューは、と言うと……。 ふむふむ。「干貝柱塩ラーメン」というメニューがフラッグシップのようですね。実際、テーブルにも…… パンフレット?だったり、 「おいし…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (195) 「サスペンス劇場!?」

広場には動輪が 道の駅「おこっぺ」の話題を続けます。ここはかつての「興部駅」の跡のようで、広場として整備されています。向こう側にはバスの姿も見えますね。 その広場の中に突然、蒸気機関車の「動輪」と思しきものが。まるで単なるオブジェのようにな…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (194) 「道の駅『おこっぺ』」

興部で給油を 13 時を少しまわったところで、興部に入ります。 ここからは西興部村に向かうのですが、ガソリンも少なくなってきていたので、ここで給油です。 Day 2 に音威子府で満タンにして以来の給油で、その間およそ 700 km。さすが北海道だけあって悪く…

アイヌ語地名の傾向と対策 (171) 「雄鎮内・白鳥・茂瀬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 雄鎮内(おちんない) o-chin-nay???河口・崖脚・川 (??? = 典拠なし、類型未確認) 滝上町東部の地名。国鉄渚滑(しょこつ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (170) 「瀬戸牛・忍路子・札久留」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 瀬戸牛(せとうし) set-us-nay?巣・多くある・川sep-us-nay??広くある・そうである・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (193) 「美しく青きオホーツク海」

道は流れて東へ西へ 道道 49 号線は、下川町からやってきた道道 60 号線と合流して、オホーツク海へと向かいます。 ……が、ものの数分ほどで再度分岐します。道道 60 号は幌内川沿いに北へ、そして道道 49 号は「上幌内越峠」沿いに東へと向かいます。ここか…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (192) 「ふたつの美深峠」

トロッコ王国まであと 6 km 天の川トンネルを抜け、美深町仁宇布に向かいます。そう、旧・美幸線の線路を自走式トロッコ?で走ることができる「トロッコ王国」のところです。 トンネルを抜けてから約 15 分で、仁宇布(にうぷ)に到着です。ここを左折して、…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (191) 「織姫・彦星・天の川」

オフン? 平成の市町村合併で「枝幸町」になってしまった旧・歌登町の志美宇丹で、こんな案内板を見かけたのですが…… 近くにはこんな案内板も。 大きさといい、カタカナで「オフン」とだけ書かれているところも、ちょっとシュールな感じがしますね。地形図を…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (190) 「歌登町志美宇丹!」

歌登から志美宇丹へ 歌登町……あ、今は枝幸町歌登か……の中心部の交差点を右折して、志美宇丹方面に向かいます。ところでこの青看板、「乙忠部」の下に "Otchube" というアルファベットが。あえてヘボン式から外れた表記にしているのが興味深いですね。 という…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (189) 「日本列島を背負う牛」

日本列島を背負う牛 枝幸町に入りました。旧・歌登町の中心地まではおよそ 15 km ほどです。 いやー、それにしてもいい天気です。 そして、道路脇にはこんな看板が……。 よーく見ると、背中の模様が日本列島ですね。 由来は何でしょう? このあたりの道路橋に…

「日本奥地紀行」を読む (33) 春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 粕壁の宿屋 東京を出て、農村を観察し、茶屋で一服した後、イザベラ一行は粕壁(春日部)に到着しました。 私たちはよく人の往来する街道に沿って粕壁まで水田の間を一日中旅をし…

「日本奥地紀行」を読む (32) 東京~春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 稲作 イザベラ一行は、やがて街道筋を離れ、農村部にやってきます。 何百人という男女の姿も、膝まで泥につかっていた。というのは、この関東平野は主として大きな水田地帯からな…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (188) 「歌登町営軌道」

この道はいつか来た道 音威子府からは、国道 275 号を小頓別まで走ります。この区間を走るのは、Day 2 に引き続き二度目となります(……どうでもいいですね、ハイ)。真っ黒な蕎麦で有名な音威子府駅の前を左折して…… 宗谷本線の下をくぐって、小頓別に向かい…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (187) 「音威子府村へ」

国道 40 号を東へ 中川町佐久から、国道 40 号で音威子府村に向かいます。途中、かつて国鉄神威(かもい)駅があったあたりを通ります(但し、川の向こう側ですが……)。 音威子府村までは約 23 km。もう、割と近所ですね。 覆道、そして隧道 天塩川沿いの峻…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (186) 「咲花トンネル」

遠別から中川へ 遠別町の国道 232 号線を南に向かいます。 ……が、このままだと羽幌に行ってしまうので、遠別町啓明で左折して、道道 119 号を東へと向かいます。 突然農業用トレーラーと出くわしたりしてちょっと驚いたりもしましたが……。 快適な道をありが…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (185) 「ちゅーちゅープリンへの道は遠く」

この森は…… 幌延から天塩に向けて、国道 232 号を南進します。 すると……。国道は森の中に入っていきます。 この森は、かつてジム・クラーク……ではなく、国鉄羽幌線の防風林だったのだそうです。つまり、今、道路として使われているところに、かつて線路が走…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (184) 「天塩大橋」

天塩大橋 T 字路を左折して、国道 40 号(と国道 232 号の重複区間)を南に向かいます。 天塩川にかかる「天塩大橋」を渡ります。 随分と立派な曲弦トラス橋を渡ると、 天塩町に入ります。 天塩天売国道 天塩大橋を渡ったところで、内陸経由で旭川に向かう国…

「日本奥地紀行」を読む (31) 東京~春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 旅券 イザベラは、日本の奥地を旅するにあたって、英国公使ハリー・パークスから「事実上は無制限ともいうべき旅券」を入手した、と記しています。「普通の片道切符」ではなく「…

「日本奥地紀行」を読む (30) 東京 (1878/6/10)

それでは、今日からは 1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。ようやく奥地への旅がスタートします。 心配 浅草観光を楽しんだイザベラですが、早くも翌日には本格的な「奥地紀行」をスタートさせます。 日付を見ればわかるように…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (183) 「北緯 45 度の町」

道道 121 号線をゆく 「幌富バイパス」の終点・幌延 IC からは天塩町に向かいます。というわけで、T 字路を右折して……。 道道 121 号を西へと向かいます。国道 40 号までは 4 km ほどですね。 一見、何の変哲も無い「北海道の道」なのですが、よーく見ると………

利尻・礼文の旅 2012/夏 (182) 「豊富バイパス」

まさかの「凸凹注意」 国道 40 号「豊富バイパス」を南へと向かいます。 「豊富バイパス」は片側 1 車線で、ところどころに追越車線があるのですが……自動車専用道路で「凸凹注意」はちょっと怖いですよね(汗)。確か、美深バイパスでも路面の陥没だったか、…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (181) 「風には開源パーキングシェルター」

開源パーキングシェルター 国道 40 号線の「開源パーキングシェルター」が近づいてきました。南に向かっていたのですが、わざわざ赤白のブロック(正式名称は何と言うんでしょうね)でシェルターのほうに誘導されて…… シェルターの中に入ります。 中はこんな…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (180) 「アレとアレとアレ」

お約束のアレ 稚内の国道 40 号をひたすら南下します。 お、あれは……? もしかして、いや、もしかしなくても…… はい。もはやお約束となった感のある、このインパクトありまくりの看板ですが、最初にその存在を認識したのはこの稚内店だったような気がします…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (179) 「この綺麗な建物は」

この綺麗な建物は…… 道の駅「わっかない」の駐車場に車を停めて、すんごく綺麗な建物を撮影してみました。 これ、実は JR の「稚内駅」なんです。数年前から建て替え工事をしていたのは知っていたのですが、こんなに綺麗な建物に生まれ変わっていたとは……(…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (178) 「稚内名物『デカメロン』」

Day 5 スタート! 「北海道(利尻・礼文)2012/夏」も、ようやく Day 5 となりました。なるべくテンポ良くちゃっちゃっと進めて……行けたらいいなぁ、などと。 あー、そういやペンション富士門さんで夕食を食べていた時に、席が近かった一人旅の男性と会話を…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (177) 「あずましい宿で海の幸と山の幸を」

海の幸、山の幸 えー、それでは夕食の話題でも。前の日は利尻島で海の幸をベースにいろいろと頂いたのですが……。 いえいえどうして、この日も負けていませんでした。カニの右に並んでいるのは、稚内名物・タコしゃぶですね。鍋も出てきました。 あとは焼き魚…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (176) 「エゾシカが闊歩する街」

エゾシカが闊歩する街 えー、というわけで稚内市富士見に戻って参りました。この日は「ペンション富士門」さんにお世話になります。 で、駐車場に車を入れようとしたのですが……(汗)。 なーんか、ふつーにエゾシカが寛いでいます(汗)。 エゾシカは、知床…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (175) 「一家に一つ、マイバス停!」

再び、南から北へ クサンル川沿いの道を下りて、南稚内駅の近くにやってきました。「へぇ~、ここに出るのかぁ」と感心して、西條の前を通って、また元の道に戻ってきました。 中山宅前、米山宅前、香林宅前…… 先程は「中山宅前」というバス停を見かけたので…