Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

利尻・礼文の旅 2012/夏 (213) 「斜線道路」

サイクル橋の草分け 上富良野町の道道 353 号線を西に向かいます。 途中でこんな名前の橋を見かけたのですが……。英語なのか、それともアイヌ語なのか……。 「サイクル橋」の次は「草分ゲート」です。この「草分」は地名っぽいのですが、何故に「草分」なのか…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (212) 「くまー!」

「青い池」を後に 「青い池」を堪能したので、駐車場に戻ります。9 月の平日の朝ですが、結構な数の車が停まっていますね。 道道 966 号線をちょいと戻って、白金インフォメーションセンターに向かいます。 白金インフォメーションセンター これがインフォメ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (211) 「青い池」

この先「青い池」 「青い池」の堰堤にやってきました。右手に池が広がります。 確かに、普通の池よりちょっと乳白色の、まるで入浴剤のような色をしていることが見て取れます。 歩を進めていくと……。おお、これはまさしく……! 「青い池」四変化 光の加減もあ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (210) 「『青い池』は何故青いのか」

行く手を阻むいつものマーク 駐車場の先は、一般車両は通行止めになっています。 ということで、駐車場に車を停めて…… 「青い池」見物へと出かけましょう。 何故青いのか 「青い池」が有名になったのは比較的最近のことなので、「青い池案内図」もまだまだピ…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (209) 「白い道の先には」

白い道 美瑛町某所に向かっています。逆光補正のために白っぽい画像ですいません。 やがて道は森の木々に囲まれ…… 「白金インフォメーションセンター」の前を通り過ぎ…… 森の中の一本道を進んでいくと…… いきなり到着です。 青い池 到着したのは、工事用車両…

アイヌ語地名の傾向と対策 (179) 「ヌッカクシ富良野川・ベベルイ川・上ホロカメットク山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) ヌッカクシ富良野川 nupka-kus-{hura-nu-i}野原・通っている・{富良野川} (典拠あり、類型あり) 富良野駅の近くにある花園…

アイヌ語地名の傾向と対策 (178) 「江幌・江花・渋毛牛」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 江幌(えほろ) e-horka-an-pet頭・後戻りする・である・川 (典拠あり、類型あり) 上富良野町北西部の地名です。上富良野…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (208) 「電車式大衆居酒屋」

視線の先に何かが見える 国道 237 号線を美瑛の町に向かって下りていきます。何かが見えますねー。 何が見えるのか……そう、こちらです。 相変わらず遠目にもインパクト抜群だなぁ、などと思いつつ、前は通らず交差点を左折します。 電車式・大衆居酒屋・安宿…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (207) 「丘のまち・美瑛へ」

丘のまち・美瑛へ 逆光の中、国道 237 号を美瑛に向けて走ります。富良野までは 52 km ですが美瑛までは 19 km。意外と近いんですね……。 快適な片側二車線道路だったのですが……。嗚呼。 飛行機を降りてからが要注意? このあたりの国道 237 号線は、旭川空港…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (206) 「ついに最終日!」

Day 5 のおさらい ちょっとタイミングが中途半端になってしまいましたが、Day 5 のおさらいを。結局、この日は稚内から旭川まで、478 km ほどを走りました。Day 2 に引き続いての 400 km 超えですね。 ちなみに、新しいカーナビには妙な機能があるようでして…

Bojan のホテル探訪~「旭川パークホテル」編(おしまい)

そう言えば……。週末を挟んだので忘れてしまいそうになったのですが、このお部屋、冷蔵庫が見当たらない! という話がありました。 こちらはバス・トイレから出たところにあるクローゼットなのですが…… クローゼットの隣の鎧戸をスライドさせると、何と言うこ…

Bojan のホテル探訪~「旭川パークホテル」編(さらにつづき)

えっと、お部屋の水回りの記事を書いていなかったですね。中は広くも無く、狭くも無くといった感じです。 割と一般的なユニットバス ちょっと残念なところと言えば、ビジネスホテルなんかと同じで、完全にバス・トイレが兼用なところですね。バスタブとトイ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (177) 「置杵牛・ニタチパウマナイ川・オヤウンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 置杵牛(おききねうし) o-kikinni-us-i?川尻・エゾノウワズミザクラ・多くある・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型…

アイヌ語地名の傾向と対策 (176) 「雨紛・辺別・宇莫別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 雨紛(うぶん) upun??1吹雪(h)up-un-i??2トドマツ・そこにある・ところ (??1 = 典拠あるが疑わしい、類型未確認)(??2 = …

Bojan のホテル探訪~「旭川パークホテル」編(つづき)

えー、それでは夕食とまいりましょう。夕食は 7 階のレストラン「ルミネ」で。なんか池袋っぽいネーミングですが……(汗)。 「ルミネ」で夕食を "Wine House Lumine" とありますね。なかなかしっとりとした感じです。 しばらく魚が続いていたので、今日は久…

Bojan のホテル探訪~「旭川パークホテル」編

この日のお宿は「旭川パークホテル」でした。旭川パークホテルは、駅から少し離れた、市街地を一望できる高台にあります。 まずは部屋へ チェックインを済ませて、部屋に向かいます。部屋のドアを開けると、中にはもうひとつドアが。 中のドアを開けると……お…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (205) 「聖地としての『塩狩峠』」

塩狩駅 JR 宗谷本線の塩狩駅は、「塩狩峠記念館」のすぐ近くにあります。 というわけで、ちょっと見に行ってみましょう。 この階段を下りてきたのですね。ここから左のほうに歩いて行きます。 まるで民家のような 駅舎が見えてきました。 もちろん「本場の味…

「日本奥地紀行」を読む (34) 春日部 (1878/6/10)

引き続き、1878/6/10 付けの「第六信」(本来は「第九信」)を見ていきます。 私的生活の欠如 イザベラの奥地への旅で最初に投宿したのが「粕壁」(春日部)でした。その時の様子を、イザベラは実に詳らかに記しています。 伊藤は、このときだけ私の指示を受…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (204) 「歌碑の森」

塩狩峠と言えば 和寒町に入って、国道 40 号の「塩狩峠」を越えます。 すると、そこには……。JR 宗谷本線の塩狩駅、そして「塩狩峠記念館 三浦綾子旧宅」があります。 九月の平日ですが、観光客らしい方々の姿も。 塩狩峠記念館 駐車場らしきところが見当たら…

アイヌ語地名の傾向と対策 (175) 「棚瀬山・突哨山・鷹栖」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 棚瀬山(たなせ──) tanas-i?高くなっている・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 比布町と当麻町の町境は石狩…

アイヌ語地名の傾向と対策 (174) 「マタルクシュケネブチ川・ワッカウエンナイ川・辺乙部川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) マタルクシュケネブチ川 mata-ru-kus-{kenepuchi}冬・道・通る・{剣淵川} (典拠あり、類型あり) 塩狩峠のあたりに源を発し…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (203) 「らんらんるー」

本日も実用的な内容から 比布で国道 40 号に合流して、何故か北に向かいます。 反対車線に何やら妙なものがありますが……。あ、場所はこの辺です。 らんらんるー 左に曲がれば比布の中心地、右に曲がれば旭川紋別道の IC ですが……ここは真っ直ぐ北上します。 …

利尻・礼文の旅 2012/夏 (202) 「ポップなぴっぷ」

比布! 愛別町から、引き続き国道 39 号を西へと向かいます。旭川まで 35 km、比布(ぴっぷ)まで 21 km です。ピップ・エレキバンの CM が懐かしいですね(何年前の話だ)。 愛山と中愛別の間で、石狩川を渡ります。 さて、このまま真っ直ぐ進むと旭川に行…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (201) 「とってもキノコな愛別町」

とってもキノコ 国道 39 号線を西へと向かいます。上川を過ぎ、もうすぐ愛別に入ろうかとするところです。左に曲がると「愛山渓温泉」というところに行けるのですね。 愛別町に入りました。このカントリーサインは……どう見てもキノコですね。 日陰の街? 安…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (200) 「天幕さんに感謝を込めて」

今の時期にぴったり 国道 273 号を上川に向かって走っています。おっ、道路工事で片側交互通行のようですね。 「『危険予告 体感マット』を設置しています」とあるのですが、これは何かと言いますと…… これ、なのだそうです。今の時期にぴったりですね(違)…

利尻・礼文の旅 2012/夏 (199) 「急ぐ必要は無かった……」

このカントリーサインは? 国道 273 号線の「浮島トンネル」を抜けると、そこは…… 上川町でした。上川町と言えば高梨沙羅さんを始め、多くのスキージャンプ選手を輩出していることでも有名ですが…… このカントリーサインは「エスポワールの鐘」というものな…

アイヌ語地名の傾向と対策 (173) 「東雲・ヌッパオマ川・要腰内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) 東雲(とううん) puy-oma-nay穴・そこにある・沢 (典拠あり、類型あり) 日本には「東雲駅」が三つあるらしいのですが、上…

アイヌ語地名の傾向と対策 (172) 「ニセイカウシュッペ山・ペイトル川・江差牛山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである) ニセイカウシュッペ山 nisey-ka-us-pe断崖・上・ある・もの (典拠あり、類型あり) 大雪山から見て、層雲峡を挟んで向かい…