Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

道東の旅 2013/春 (226) 「イトムカ」

北海道きつね村 国道 39 号を石北峠に向かって走ります。「北海道きつね村」という看板が見えてきました。いや、厳密には「北海○きつね村」なんですけどね。 なんとこの「北海道きつね村」、Wikipedia に記事が立っていました(笑)。 概要旭川市から網走市へ…

道東の旅 2013/春 (225) 「迫り来る蛍光色の看板」

札幌行き特急バス 北見市留辺蘂町温根湯(かつての留辺蘂町温根湯)にやってきました(……あーややこしい!)。集落のメインストリートである国道 39 号は、いつの間にか片側 2 車線にレベルアップしています。 右側車線に停車していた北海道中央バスは、札幌…

道東の旅 2013/春 (224) 「踏切あり」

踏切あり 道道 143 号線の「相内橋」で無加川を渡ります。国道 39 号まではもうすぐですね。 ……と思ったら。そう、国道の南側には JR 石北本線が走っていたのでした。「30 m 先」「踏 切 あ り」の看板は、懐かしい蒸気機関車のデザインです。 そして、30 m …

道東の旅 2013/春 (223) 「訓子府駅」

訓子府駅 訓子府の中心部にやってきました。このアングルだと空が広く見えますが、意外と大きな町だな……という印象でした。 出光の次の信号を右折すると……前方に駅っぽい建物が見えてきました。 はい。「駅っぽい建物」は、まさしく駅そのものでした。かつて…

道東の旅 2013/春 (222) 「訓子府町へ」

北見北上 IC ができる前 道道 27 号「北見津別線」を南に向かいます。かつての「津別町営バス」もこの道を走ったのでしょうか。 「北見道路」が見えてきました。現在はこの場所に東行きの「北見北上 IC」ができていますが、開通直後の当時(2013 年 5 月)は…

アイヌ語地名の傾向と対策 (270) 「沼幌・オソベツ川・チョウマナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 沼幌(ぬまほろ) numa-oro(-pet)?毛・の所(・川) (典拠あり、類型あり) 標茶町西部の地名(旧地名?)で、近くを「ヌマオロ川」…

アイヌ語地名の傾向と対策 (269) 「シラルトロ沼・シラルトロエトロ川・コッタロ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) シラルトロ沼 sirar-utur-to岩・間・沼 (典拠あり、類型あり) 塘路湖の北隣にある沼の名前です。戊午日誌には「シラリウトルトウ」…

道東の旅 2013/春 (221) 「とん田通」

急に鳥居があったので 北見市の中心部にやってきました。前方の信号が赤に変わったので、ふと右を見てみると……おわっ! そこには突然の鳥居が。ここは「北見神社」と言うのだそうです。北海道の開拓は明治から大正、昭和にかけて急ピッチで進んだので、お寺…

道東の旅 2013/春 (220) 「北見道路!リターンズ」

道民雑誌と言えば 美幌町高野から、北見市端野に向かいます。あ、「道民雑誌クォリティ」の看板が見えますね。 北見と言えば 北見市端野に入りました。ラグビーボールを持った玉ねぎがお出迎えです。このカントリーサインは良くできてますよね……(笑)。 いつ…

道東の旅 2013/春 (219) 「『美禽』と書いて『みどり』と読む」

北見まで 27 km 美幌町にやってきました……が、特に立ち寄る場所があるわけでも無く、このまま北見市へと向かいます(汗)。 北見まで 27 km で端野までは 20 km とのこと。明らかに修正した跡が見受けられるのですが、これはさすがに「北見道路」とは関係な…

道東の旅 2013/春 (218) 「美幌町へ」

美幌町へ 津別町をずーっと北上して、ついに美幌町に入りました。……美幌町はこの二日前(5/3)に訪れていたのですが、その時は「美幌バイパス」を経由していたのでした。市街地に入るのは「北海道(道東)の旅 2013/春」では初めてですね。 タイミング良く写…

「日本奥地紀行」を読む (46) 湯元(日光市)~日光(日光市) (1878/6/22)

引き続き、1878/6/22 付けの「第九信」(本来は「第十ニ信」となる)を見ていきましょう。 宿屋と女中 イザベラは、奥地紀行の「練習」として、日光から戦場ヶ原を通って奥日光の湯元まで小旅行に出かけました。 つらい一日の旅行を終わって、美しい宿屋に着…

アイヌ語地名の傾向と対策 (268) 「エネコロンベツ川・エオルト沼・ケネチャラシベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) エネコロンベツ川 e-en-enkor-un-pet??頭・尖っている・岬・ある・川 (?? = 典拠なし、類型あり) ベカンベ川の西側(下流側)で塘路…

アイヌ語地名の傾向と対策 (267) 「チョクベツ川・バルマイ川・ベカンベ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チョクベツ川 chuk-pet??秋鮭・川chep(-ot)-pet??魚(・多くいる)・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 塘路湖に注ぐアレキナイ川の支流…

道東の旅 2013/春 (217) 「津別は木材の町?」

津別町を流れる津別川にかかる「津別橋」 津別町本岐から津別町の中心地に向かいます。 というわけで、津別町の中心地に到着しました(早っ)。川に橋がかかっていますが…… 津別町を流れる津別川にかかる「津別橋」を渡ります。なんともそのまんまのネーミン…

道東の旅 2013/春 (216) 「バイパスは流転する」

バイパスは流転する 道の駅「あいおい」を後にして、引き続き北上して津別の中心街に向かいます。 国道 240 号線は、比較的平坦でまっすぐな道が続くのですが、 津別町本岐の手前には、珍しくこんな急カーブが。 この急カーブ、どうやら本来はもっと緩い左カ…

道東の旅 2013/春 (215) 「キハ 22 69」

保存車両の数々 「北見相生駅跡」のホームに出てみました。お……? 他にも駅跡を見に来た方がいらっしゃるようですね。 駅の南側(踏切があったほう)には貨車(屋根無しと屋根つきと両方ありますね)と除雪車が保存展示されていて…… 北側には客車と、あのカ…

道東の旅 2013/春 (214) 「謎の黒い箱」

北海道内国鉄時刻表 国鉄相生線の終着駅・北見相生駅の旧駅舎にして、津別町営バスの相生駅「跡」の話題を続けます。国鉄時代、津別駅で掲示されていた「昭和 42 年 3 月 1 日改正」の「北海道内国鉄時刻表」です。 見ての通り、道内を走る列車の時刻表なの…

道東の旅 2013/春 (213) 「北見相生駅跡」

津別町営バス・相生駅 道の駅の駐車場からぐるっと回って、北見相生駅の駅舎にやってきました。 国鉄相生線・北見相生駅の跡……という認識だったのですが、現在は「津別町営バス」の「相生駅」として使われているのですね。 もともとは別の事業者が国鉄相生線…

アイヌ語地名の傾向と対策 (266) 「タンネヌンベ川・オモシロンベツ川・ホマカイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) タンネヌンベ川 tanne-nu-un-pet??長い・豊漁・ある・川 (?? = 典拠なし、類型あり) 塘路湖の東側に南流する川の名前です。塘路湖の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (265) 「塘路湖・モヤサム・タンネヌタップ」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 塘路湖(とうろ──) to-oro沼・ところ (典拠あり、類型あり) 川上郡標茶町南部の、釧路湿原の東の外れにある湖の名前です。アレキナ…

道東の旅 2013/春 (212) 「相生鉄道公園」

道の駅あいおい 津別町相生の「道の駅あいおい」にやってきました。建物の中にはお蕎麦屋さんがって、暖かい蕎麦がとっても美味しそうでした。生憎弟子屈でお昼を頂いた後だったので、この時はスルーせざるを得なかったのですけどね。 相生鉄道公園 で、道の…

道東の旅 2013/春 (211) 「春の釧北峠」

昼間ライト点灯区間終了 国道 240 号と 241 号の重複区間を西に向かいます。洞爺湖温泉の前を通り過ぎ、フップシ岳の麓の「仏父子橋」(ふっぷし──)のあたりを走っていると…… あれ? 写真がブレてしまっていますが、「昼間ライト点灯区間終了」とあります。…

道東の旅 2013/春 (210) 「ナイスな(死語)イラスト」

雄阿寒岳の向こうに 国道 241 号の二つのビュースポット「双岳台」と「双湖台」を通り過ぎ、阿寒湖を目指します。目の前に聳える「雄阿寒岳」のちょうど向う側が阿寒湖ですね。 R100 の「急カーブ」です。ようやく北海道らしくなってきましたね(笑)。 ナイス…

道東の旅 2013/春 (209) 「渋滞の原因は」

双岳台駐車場 国道 241 号は阿寒湖の外輪山に入りました。ここからは下り坂……の筈なのですが、尾根伝いに下りてゆくルートになっているため、尾根に登り切るための上り坂がもう少しだけ続きます。 「双岳台」というビューポイントに近づいてきました。駐車場…

道東の旅 2013/春 (208) 「覆道にも残雪が」

清水の沢 第1号覆道 阿寒湖に向かう国道 241 号線は、徐々に山の奥深くに入ってゆきます。前方に覆道が見えてきました。 「清水の沢 第1号覆道」と書かれた銘板が光ります。 長さは意外とあって、覆道が 700 m ほど続きます。ご覧のとおり、ここは右側が谷な…

アイヌ語地名の傾向と対策 (264) 「岩保木・達古武・チリシンネ沢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 岩保木(いわぽっき) iwa-poki霊山・その下 (典拠あり、類型あり) JR 釧網本線は東釧路から遠矢まで国道 391 号と並走していました…

アイヌ語地名の傾向と対策 (263) 「天寧・遠矢・鳥通」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 天寧(てんねる) teyne-ru濡れている・道 (典拠あり、類型あり) 東釧路駅から見て西側にあたる、釧路川沿いにかつて「天寧駅」とい…

道東の旅 2013/春 (207) 「残雪の北斜面」

それもまた一興 弟子屈でお昼ごはんを頂いた後は、阿寒湖方面に向かいます。あ、また美羅尾山が見えますね。 路面・視界に合わせて安全運転を心がけた結果、前の車にどんどん置いて行かれるという事態になってしまいました。まぁ、それも一興ですね(笑)。 そ…

道東の旅 2013/春 (206) 「そば処『出雲』」

カイ○ズっぽい 弟子屈町の国道 243 号線(国道 391 号との重複区間)を西に向かいます。広域情報は……「故 障 中」のようですね。 それはそうと、気になるのはこちらの看板です。 どこからどう見ても「MIND HOME」ですね。いえ、決して「カ○ンズっぽいなー」…