Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

道東の旅 2013/春 (239) 「謎の『浦幌道路』へ」

まずは国道 336 号へ というわけで、噂の(?)国道 336 号に入りました。案内標識にも書いてある通り、浦河、あるいは広尾に向かう道路です。それにしても、浦河まで 126 km はいいとして、広尾まで 71 km というのは結構遠いですねぇ……。 一応地図をつけて…

アイヌ語地名の傾向と対策 (278) 「辺計礼山・トクシンウシ沢川・ポンヌプリサンマクツベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 辺計礼山(ぺけれ──) peker-iwa明るい・岩山 (典拠あり、類型あり) 弟子屈町西部の山の名前です。はい、珍しく山の名前です。明治…

アイヌ語地名の傾向と対策 (277) 「最栄利別・重内・志計礼辺山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 最栄利別(もえりべつ) moyre-pet流れの遅い・川 (典拠あり、類型あり) 弟子屈町南部の地名で、同名の川も流れています。最初は「…

道東の旅 2013/春 (238) 「豊頃大橋」

日本の農村風景 「礼作別」から更に先に進んでゆくと、今度は「農野牛」というところにやってきました。これは「のやうし」と読むのですが、これほど農村の風景がしっくり来る地名も珍しいのではないかと……。 豊頃大橋 国道 38 号を十勝川の河口のほうに向か…

道東の旅 2013/春 (237) 「誰も知らない『礼作別』」

またしても蛍光色のアレが 国道 38 号線を十勝川の河口に向かって進みます。 小雪が舞う中の走行が続きます。雑木林の中の一本道なので、天気が良ければさぞかし快適な道なのでしょうが…… 「すべりやすい」の標識がありますね。このあたりが特に滑りやすいと…

道東の旅 2013/春 (236) 「雪景色の中」

パークゴルフのまち・幕別 まさかの雪景色の中、国道 38 号で十勝川の下流に向かいます。車線にはほとんど雪がありませんが、中央分離帯のあたりは結構残っていますね。そして、雪は未だに降り続いていたのでした。 幕別町にやってきました。幕別町は「パー…

道東の旅 2013/春 (235) 「大雪の Day 6、スタートっ!」

まずは Day 5 のおさらいから さて。突然ふわっと「ホテル探訪」に移ってしまいましたが、Day 5 は釧路を出発してから弟子屈 → 北見相生 → 美幌 → 北見 → 石北峠 → 三股山荘 を経由して帯広の北海道ホテルまでの行程でした。Google Map の計算だと 397 km と…

Bojan のホテル探訪~二度目の「北海道ホテル」編(おしまい)

夜が明けて、5 月 6 日の朝を迎えました。……迎えたんです、がっ! マジですか……。部屋の窓から外を眺めてみると、まさかの雪景色でした。 レストラン "Bird Watch Cafe" へ さすがに少々呆気にとられていたのですが、気を取り直して朝食をいただくことに。レ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (276) 「美羅尾山・鐺別・奥春別」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 美羅尾山(びらお──) pira-oro崖・の所 (典拠あり、類型あり) 弟子屈町中心部にある山で、アンテナなどが立ち並ぶため良く目立って…

アイヌ語地名の傾向と対策 (275) 「ヌプパクシャイ川・仁多・摩周」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ヌプパクシャイ川 nup-pa-kus-nay野・かみ・通る・川 (典拠あり、類型あり) 弟子屈町南部を流れる釧路川の支流の名前です。それにし…

Bojan のホテル探訪~二度目の「北海道ホテル」編(つづき)

続いては、バス・トイレを見てみましょう。……おっ、これはいいですね。一般的なサイズのユニットバスと比べて、明らかに広いことを実感して頂けるのではないかと。 浴槽自体も、ちょっと大きめです。これだとゆったりと足を伸ばせますね。 水栓は湯温と流量…

Bojan のホテル探訪~二度目の「北海道ホテル」編

北海道は帯広市にある「北海道ホテル」にやってきました。……この書き出しも二度目ということは、「北海道ホテル」にお世話になるのも二度目の東京ドーム(違う)ということになります。 チェックインを済ませると、係の人が部屋まで案内して下さいました。最…

道東の旅 2013/春 (234) 「対岸から眺めるタウシュベツ川橋梁」

対岸から眺めるタウシュベツ川橋梁 十勝三股を後にして、幌加に向かいます。国鉄士幌線では、十勝三股駅の次の駅が「幌加駅」でしたね。 おや、何故か道路右側に「タウシュベツ川橋梁」の案内が……? 下になにか文字が書いてあるのですが、残念ながら解像度不…

道東の旅 2013/春 (233) 「十勝三股駅跡探訪」

十勝三股駅跡探訪 三股山荘さんで名物の「ビーフライス」を頂いて、そのまま閉店間際まで長々と話し込んでしまった……のでした。名残を惜しみつつお店を後にして、少し周りを散策してみることにしました。 駅名標のようなもの お店の横には駅名標がありました…

きょうの出来事(2015/8/17)

「はまなす」で南下中 昨日の晩に小樽港フェリーターミナルを出港して、現在は能登半島の北方を航行中です。小樽-舞鶴航路の「あかしあ」「はまなす」は、個室の鍵は昔ながらのシリンダーキーです。 まずは穴場探訪 今回は朝食が込みの部屋では無いので、朝…

きょうの出来事(2015/8/16)

朝食は最上階で 今日は基本的にノープラン……ということで、朝からゴルフ場を眺めながらのんびりと朝食を頂きました。 朝食はバイキングだったのですが、焼きたてのオムレツがあったのがポイント高かったですね! 思い出のヤリキレナイ川、再び その後は、未…

きょうの出来事(2015/8/15)

さすがに見るに堪えないので 一昨日は築別に、そして昨日は上遠別に行ったのですが、どっちも路上のバッタの数がもの凄く……車の前面が見るに堪えない状態になってしまっていました。ということで…… 名寄市内の、ホテルからすぐのところにあったガソリンスタ…

きょうの出来事(2015/8/14)

初山別の金比羅神社 初山別村と言えば「天文台」が有名ですが、天文台の崖下に「金比羅神社」があるんですよね。実はここで眺める夕日が絶景らしいのですが、気がついたのは日が沈んだ後でした……orz。 遠別と言えば その後は国道を北上して遠別町へ。遠別と…

きょうの出来事(2015/8/13)

今日は焼尻へ! 今朝は、天売発 9:25 のフェリーでお隣の「焼尻島」(やぎしり──)に移動しました。 焼尻島は、天売島と比べると比較的平坦で、サフォーク(羊肉)の牧畜で有名です。 天売から焼尻までは、フェリーで約 25 分の距離です。……ということで、焼…

きょうの出来事(2015/8/12)

天売島へ! 羽幌から、「羽幌沿海フェリー」の高速船「さんらいなあ2」に乗って、天売島にやってきました。 ちょいとお腹が空いていたので、「いくら丼」を頂いて…… ふらっと天売島一周へ 漁船クルーズでもしてみようか……と思ったのですが、生憎既に出発した…

きょうの出来事(2015/8/11)

夏ですよね! 夏休みですね! ということで、舞鶴にやってきました。 舞鶴、そして新日本海フェリーのターミナルということは、もちろん…… フェリーでぴゃーっと小樽まで! です。 年に一度のかき入れ時 そろそろお盆ということで、新日本海フェリーも年に一…

道東の旅 2013/春 (232) 「三股山荘」

やってきました三股山荘! ということで、上士幌町は十勝三股にある「三股山荘」さんにやってきました。前から存在は気になっていたのですが、入店するのはこの時が初めてでした。 三股山荘のご主人?とは、一度バス停の前でお会いしているような気がします…

アイヌ語地名の傾向と対策 (274) 「オタツニウシ川・磯分内・サンペコタン」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) オタツニウシ川 o-tat-ni-us-i川尻に・樺・木・多くある・ところ (典拠あり、類型あり) 国道 391 号「瀬文平橋」の近くで釧路川と合…

アイヌ語地名の傾向と対策 (273) 「多和・イソチベツ川・瀬文平橋」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 多和(たわ) ta-wa???そこ・渡渉する?tapa???木製の鉤 (??? = 典拠なし、類型未確認) 標茶町市街地の北隣にある地名で、同名の川…

道東の旅 2013/春 (231) 「十勝三股へ」

手垢が固着しそうなくらい使い古された表現ですね 国境の(違います)長いトンネル(やや長い、くらい?)を抜けたら、そこは三国峠の展望台でした。 ここは結構なビューポイント……の筈なのですが、何しろ時間がかなり押していたので、今回はスルーの方向で…

道東の旅 2013/春 (230) 「三国トンネル」

帯広まであと 96 km 国道 273 号で帯広に向かいます。車が停まっていた「大雪大橋」を過ぎた後は…… 石狩川の支流の「由仁石狩川」、そして更にその支流の「由仁石狩川一の沢川」沿いに進みます。帯広まで残り 100 km を切りましたね。……まだ 96 km もあるの…

道東の旅 2013/春 (229) 「樹海づくし」

交通遮断機 国道 39 号の「大雪トンネル」に入ります。 およそ 300 メートルほどの短いトンネルを抜けると、程なく国道 273 号との交差点です。 左折して、国道 273 号で帯広に向かいます。 かなり立派な交通遮断機がありますが、ちゃんと遮断機は跳ね上げら…

道東の旅 2013/春 (228) 「石北峠から三国峠へ」

上川町赤坂…… 石北峠にやってきました。さすがは北見・網走方面と旭川・札幌を結ぶ大動脈だけあって、結構な数の車が走っていましたね。 このあたりは「上川町赤坂」と言うのだそうです。何故に赤坂なんでしょ……? 武華トンネル……? 国道 39 号は「ルベシナ…

道東の旅 2013/春 (227) 「石北峠!ほぼ完全版」

まずはクマさんから というわけで、国道 39 号の石北峠にやってきました。1 合目ではクマさん?のお出迎えです。 2 合目では……えーと、これは……シカ、ですかね? 標高 746 m ですが、ここからどんどん上ってゆくことになります。 3 合目ではキタキツネがお出…

アイヌ語地名の傾向と対策 (272) 「ルルラン・標茶・オモチャリ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ルルラン ru-e-ran-osma-i?道・そこから・降りている・入る・ところ (典拠あり、類型あり) 標茶町市街地の南側、釧路川の東側に位置…