Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

江差線日帰りの旅「木古内 17:22」

木古内行き 4177D は、16:16 に江差を出発しました。 上ノ国 16:24 海沿いの国道の横を走り抜けて、7 分後に上ノ国に到着です。 中須田 16:28 上ノ国の次は中須田に停車します。中須田は、上ノ国と桂岡の開駅に遅れること 12 年後に設けられた駅でした。 桂…

江差線日帰りの旅「江差 16:16」

江差からは、16:16 発の木古内行き 4177D に乗車します。ということで久しぶりに…… 1B 東京 6:32 → 新青森 9:47(東北新幹線「はやぶさ 1 号」)4011M 新青森 10:16 → 函館 12:22 12:25(特急「スーパー白鳥 11 号」)132D 函館 13:15 → 木古内 14:294174D …

江差線日帰りの旅「江差駅前 15:55」

江差線の終点・江差駅にやってきました。東京駅を 6:32 に出発して、途中函館を経由して江差には 15:51 に到着しました。ここまで 9 時間 19 分が経過したことになりますね。 江差駅前 15:55 江差駅の駅舎を出て、駅前から駅舎を眺めてみます。右側が例の団…

江差線日帰りの旅「江差 15:51」

4174D は江差の市街地に入ります。終点の江差駅が近づいてきました。ちなみに写真の真ん中に見える建物は「五勝手生活館」と言うみたいですね。 海のすぐ側を走っていた江差線は、五勝手川の手前で内陸寄りに向きを変えて高台に向かいます。古くからある鉄道…

江差線日帰りの旅「上ノ国 15:43」

中須田を出発すると、次は上ノ国町の中心駅・上ノ国です。 またしても「江差線田植えの旅」になってますが、気を取り直して……。 上ノ国 15:43 上ノ国には定刻通りに到着しました。日本の鉄道恐るべしですね……。 駅名標の左に建物が見えますが、これが駅舎で…

アイヌ語地名の傾向と対策 (449) 「見日・人住内川・相沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 見日(けんにち) kene-us-iハンノキ・多くある・もの(川) (典拠あり、類型あり) 八雲と八雲町熊石を結ぶ「雲石峠」という峠があ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (448) 「関内・熊石・平田内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 関内(せきない) supki-nay茅・沢 (典拠あり、類型あり) 熊石町(今は合併して八雲町熊石ですが)最西端の集落の名前で、同名の川…

江差線日帰りの旅「桂岡 15:35、中須田 15:38」

集落からポツンと離れたところにある宮越を後にして、次の桂岡に向かいます。宮越から桂岡までは 2.2 km しかありません。 車窓には幾重にも折り重なった緑が広がります。一言に「緑色」と言っても、自然に広がっているだけでこれだけバリエーションがあるん…

江差線日帰りの旅「宮越 15:31」

江差行きの 4174D は、「天ノ川駅」の傍を通過して、次の停車駅・宮越に向かいます。 どうしても川と緑のコントラストが美しいもので、つい何枚も撮影してしまいます。 これは……左端が切れているのが実に惜しいのですが、川の流れがほぼ直角に曲がっていると…

江差線日帰りの旅「『天ノ川駅』付近 15:27」

湯ノ岱を出発して、次の宮越に向かいます。湯ノ岱から江差までは 1936 年に開通した、江差線でもっとも開通の遅かった区間です。あと、最初から「江差線」という名前で開通した唯一の区間でもあります。 湯ノ岱から宮越までの距離は 7.1 km あります(そうい…

江差線日帰りの旅「湯ノ岱 15:20」

江差行き 4174D は、ゆっくりと速度を落として踏切を通過しました。間もなく次の湯ノ岱です。 湯ノ岱 15:20 湯ノ岱には、定刻通り 15:20 に到着しました。湯ノ岱は、1935 年 12 月に上磯線の終点として開業しました。ただ終着駅としての役割を果たしたのは僅…

江差線日帰りの旅「神明 15:15」

木古内発江差行きの 4174D は吉堀トンネルを抜けて、日本海側に入りました! 江差線は、天の川沿いをゆっくりと下ってゆきます。 神明 15:15 吉堀を出発してから 20 分と少しで、次の神明に到着です。ウッドデッキに木製の駅舎、なかなかいい感じですね。 駅…

アイヌ語地名の傾向と対策 (447) 「岩澗川・ヨリキ岬・ツラツラ岬・荷菱内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 岩澗川(いわま──) o-suma-oma-nay?河口に・岩・そこにある・沢o-suma-un-nay?河口に・岩・そこにある・沢 (? = 典拠あるが疑問点あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (446) 「花歌・臼別川・平田内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 花歌(はなうた) rerke-ota山向の・砂浜 (典拠あり、類型あり) せたな町大成区久遠の東隣の集落の名前です。「鼻唄」ではありませ…

江差線日帰りの旅「吉堀 14:53」

渡島鶴岡を出発して 5 分ほどで、次の「吉堀」に到着です。 この、しれっと田んぼの写真が出てくる構図は……もうお分かりですよね(ホームが右側でした)。ただ、よーく見ると田植えがまだ行われていないことに気がつきます。春の訪れが遅い北国ですから、田…

江差線日帰りの旅「渡島鶴岡 14:48」

江差行きの 4174D は、木古内を出発して 3 分ほどで、次の停車駅・渡島鶴岡に到着です。駅に到着する少し前まで北海道新幹線の高架を見ることができます。木古内と渡島鶴岡の間の距離は 2.3 km ですから、ローカル線の郊外区間にしては短いですよね。 渡島鶴…

江差線日帰りの旅「木古内 14:44」

木古内発江差行きの 4174D は、14:44 に出発予定です。ダイヤの上では木古内が始発ですが、実態は函館発木古内行きの 132D がそのまま 4174D に化けるだけなので、事実上函館発木古内経由江差行き、みたいなものですね。 というわけで、4 番線に停車中の 417…

江差線日帰りの旅「木古内 14:29」

木古内行きの 132D は、定時ぴったりに「終点」の木古内駅 4 番線に到着しました。 木古内駅は津軽海峡線の分岐点でもあるので、なんとホームが 3 つもあります。そして、手前のホームにも奥のホームにも「2015 年度 北海道新幹線 木古内駅 開業!」の文字が…

江差線日帰りの旅「泉沢 14:16・札苅 14:20」

木古内行きの 132D は、海のよく見える高台をひた走ります。 踏切を通過して、速度を落とすと、間もなく次の泉沢です。 泉沢 14:16 14:16 に、定時どおりに泉沢に到着です。久しぶりにまともなアングルで駅舎の写真が撮れました。 JR 北海道の駅ではお馴染み…

アイヌ語地名の傾向と対策 (445) 「日昼岬・上古丹川・久遠」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 日昼岬(にっちゅう──) nisu-so-etu臼・水中のかくれ岩・鼻(岬) (典拠あり、類型あり) せたな町大成区久遠と帆越岬の間には、東…

アイヌ語地名の傾向と対策 (444) 「太田・砥歌川・帆越岬」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 太田(おおた) mo-ota小さな・砂浜 (典拠あり、類型あり) 日本中に少なからず存在すると思われる「秘境神社」の中でも、トップクラ…

江差線日帰りの旅「渡島当別 14:00・釜谷 14:11」

木古内行きの 132D は、茂辺地駅を出発すると再び海沿いを南下します。 葛登支(かっとし)灯台を過ぎたあたりでほぼ 90 度右に向きを変えて、当別トンネルに入ります。 渡島当別 14:00 車内も随分と空いてきたので、海側のボックスシートを確保することがで…

江差線日帰りの旅「茂辺地 13:52」

函館発木古内行き 132D は、上磯と茂辺地の間を走行していました。清川口と上磯の間は 1.2 km しかありませんが、上磯と茂辺地の間が 8.8 km もあります。なかなか極端ですね。 函館から上磯までは目にすることができなかった、函館湾のお目見えです。海の向…

江差線日帰りの旅「七重浜 13:26・東久根別 13:30・久根別 13:33・清川口 13:38・上磯 13:41」

函館発木古内行き 132D は、定刻通りに五稜郭駅を出発しました。厳密にはここからが江差線で、1913 年(大正 2 年)に「上磯軽便線」として開業した区間となります。 七重浜駅 13:26 次の「七重浜」には 5 分後の 13:26 に到着です。七重浜駅の開業は 1926 …

江差線日帰りの旅「函館 13:15・五稜郭 13:21」

木古内行きが発車する 15 分ほど前に、函館駅 1 番のりばに戻ってきました。 1 番線には、13:15 発の木古内行きが既に入線済みです。今更ですが、ここまで乗車した列車と、これから乗車する列車(一両ですが……)をまとめてみました。 1B 東京 6:32 → 新青森 …

江差線日帰りの旅「ラッキーピエロ 12:32」

12:24 に函館駅に到着したのですが、次に乗車する江差線木古内行き(あれ?)は 13:15 に発車予定です。乗り換え時分は約 50 分ということになりますね。 ちょうどお昼時ですし、ちゃちゃっとお昼ごはんを頂いてしまいましょう。ということで、函館駅を出て…

アイヌ語地名の傾向と対策 (443) 「最内沢・嗣内・切梶川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 最内沢(もないさわ) o-mo-nay河口・静かである・沢 (典拠あり、類型あり) せたな町瀬棚の南に「最内川」という川が流れていて、河…

アイヌ語地名の傾向と対策 (442) 「良瑠石・鵜泊・日昼部」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 良瑠石(らるいし) rar-us-i潜る・いつもする・ところ (典拠あり、類型あり) 太櫓から、ずっと未開通区間が残っていた道道 740 号…

江差線日帰りの旅「函館駅 12:24」

特急「スーパー白鳥 11 号」は函館に向かって快走を続けます。ピクトグラムもかなり函館に近づいてきました。 車窓の左側には引き続き、函館江差自動車道が見えています。 ん、これは……? この謎の高架橋、実は石灰石運搬のためのベルトコンベアーなのだそう…

江差線日帰りの旅「矢不来信号場 12:08」

江差行きの普通列車は、木古内駅で 17 分も停車して、特急「スーパー白鳥 11 号」の到着を待つダイヤになっていました。この日のスーパー白鳥は 2~3 分ほど遅れていましたが、江差行きは律儀に接続待ちをしていました(まぁ当然と言えば当然ですが)。 木古…