Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (169) 「あせらず ゆっくり ゆとりのドライブ」

岩尾内湖の畔にある「岩尾内湖白樺キャンプ場」を後にして、再び北に向かおうとしたのですが…… なかなか味のある「 通安全」の看板が。最初の一文字は綺麗にペンキが剥げ落ちてしまったようですね。 それはそうと、この明るい緑色の植物は一体何なんでしょう…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (168) 「岩尾内湖白樺キャンプ場」

「岩尾内湖白樺キャンプ場」にやってきました。眼前には滔々と水を湛えた「岩尾内湖」が広がっています。 駐車場と水面の間にはしっかり管理の手の入った芝生が見えますが…… なるほど、ここの芝生はキャンプ場では無いのですね。そしてこんなところにも「朝…

北海道のアイヌ語地名 (862) 「時前川・オピラシェナイ川・知志矢川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 時前川(ときまえ──) tuki-oma-i杯・そこに入る・もの(川) (典拠あり、類型あ…

北海道のアイヌ語地名 (861) 「エサンベ・浜鬼志別シネシンコ・チヒナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エサンベ esampe岬 (典拠あり、類型あり) 猿払村の道の駅「さるふつ公園」の沖…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (167) 「滝上? 滝の上?」

道道 101 号「下川愛別線」で北に向かいます。滝上まで 48 km、下川まで 36 km の地点までやってきました。 いつの間にか、左側の天塩川が「岩尾内湖」に化けていました。Google マップの航空写真は渇水期に撮影されたものなのか、河道が良く見えていますが…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (166) 「ポツンと自販機」

道道 101 号「下川愛別線」の「於鬼頭トンネル」を抜けて、士別市(旧・朝日町)に入りました。 実は、出口の先にカントリーサインも見えているのですが……。さすがに良く見えないので、Google ストリートビューからお借りします。これは……サフォーク種でした…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (165) 「シルエットが妙にリアルな『熊出没注意』」

道道 101 号「下川愛別線」と道道 296 号「比布愛別停車場線」の重複区間を絶賛激走中ですが……重複区間はセブイレの前までのようです。Google マップによると、重複区間は約 600 m とのこと。 カタカナの「ナ」の字を 45 度ほど回転させて左右を反転させたよ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (164) 「いきいき あいべつ きのこの里」

当麻山の麓に「今そこにある危機」を見た……という話ですが、何を見たのかと言えば…… いやー、あれだけの直線道路でしかも下り坂ですからね。スピードを気にせずに惰性で駆け下りたほうが絶対燃費も良くなるわけで……。警察にとっては、このスポットは「入れ食…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (163) 「今そこにある危機!」

セイコマの角の交叉点を右折して、道道 140 号「愛別当麻旭川線」の単独区間に入りました。旭川側はルートが複数あったり Google マップで間違った道路が表示されたりと色々ある道道 140 号ですが、ここから起点の愛別までは、特にややこしい話は無い……筈で…

北海道のアイヌ語地名 (860) 「ニタチナイ川・タンネペナイ川・エコペ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ニタチナイ川 nitat-nay湿地・川 (典拠あり、類型あり) 猿払村浜猿払の西に「ポ…

北海道のアイヌ語地名 (859) 「エタンパック山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エタンパック山 e-{tan-pa}-kor??頭(山頂)・{こちら岸}・支配する (?? = 典拠…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (162) 「道道 140 号の謎」

東神楽町と東川町をグルっと回って、旭川市に戻ってきました。 「一体何をしに行ったんだ」と思われそうですが、実は東神楽町と東川町は未踏市町村の一つに入ってしまっていまして……(ちなみにこの日は Day 5 ですが、Day 2 で立ち寄った京極町と真狩村も未…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (161) 「写真の町」

「東橋」で忠別川を渡って東川町に入りました。 東川町も東神楽町と同じく、道路は碁盤の目のようになっています。見通しの良い直線道路ですが、市街地なので 40 km/h 制限とのこと。スピードの出し過ぎにはご注意を……。 「写真の町」 引き続き、道道 294 号…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (160) 「すてきな笑顔と花のまち」

「忠別橋」を渡って忠別川の南側にやってきました。国道 237 号はここで左に向きを変えることになります。「神楽岡公園」「見本林」「三浦綾子記念文学館」「旭川大雪アリーナ」「道の駅あさひかわ」などの案内が並んでいますが、どのスポットも左折なんです…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (159) 「旭川とサロマ湖と芭露村」

では、そろそろ Day 5 の移動を開始しましょう。5 月 5 日、こどもの日です。 ホテルのほぼ真ん前、「駐車禁止」エリアのど真ん中に置いてある自車に戻ります。 どうやら本来の駐車場はホテルの西側にあったみたいですが…… 車輌のサイズが高さ 155 cm、幅 18…

Bojan のホテル探訪~「アートホテルズ旭川」編(朝食編)

「アートホテルズ旭川」さんの 9F の客室で朝を迎えました。この写真、よーく見ると常磐ロータリーも見えてるんですよね……。 それでは、早速ですが朝食に向かうことにしましょう。朝食会場は「3F ボールルーム」とのこと。 北海道産食材の朝食 エレベーター…

北海道のアイヌ語地名 (858) 「ユウクル川・サマキシリ山・ヒトシベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ユウクル川 yuk-ru-us-nay鹿・路・ついている・川 (典拠あり、類型あり) 猿払村…

北海道のアイヌ語地名 (857) 「エサヌカ・カムイト沼」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 エサヌカ e-san-(h)upkarそこから・浜へ降りる・トドマツ林 (典拠あり、類型あり…

Bojan のホテル探訪~「アートホテルズ旭川」編(バス・トイレ編)

幻のブランドと化してしまった「アートホテルズ旭川」のお部屋の話題を続けます。昨日の記事で紹介が漏れていましたが、部屋の鍵はごく一般的なシリンダータイプのものです(ピッキングに強いタイプではなく普通にギザギザのあるタイプの鍵なので、ギザギザ…

Bojan のホテル探訪~「アートホテルズ旭川」編

旭川市にある「アートホテルズ旭川」さんにやってきました。ちなみにこの「アートホテルズ旭川」さん、1987 年に「旭川パレスホテル」として開業し、2007 年に「ロワジールホテル旭川」に名称を変更した後、2015 年 10 月 1 日に「アートホテルズ旭川」に名…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (158) 「Day 4 終了」

「安全神社」の前を右折して国道 40 号に入りました。このまま直進すれば「新橋」を渡ることになるようですが…… ちょっとややこしそうな交叉点で左折して…… 旭川のランドマークでもある「旭橋」に向かうことにしました。 旭橋 この橋を渡るのは何度目だった…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (157) 「3・4・31江丹別通線」

セブイレを出発して「『鷹栖』に追われて逃げる人」のオブジェ(違います)の前を通ったのですが、実はこのオブジェが鷹栖町と旭川市の境界だったようです。ということで、ついに旭川市に入ったことになります。 3・4・31江丹別通線 道道 72 号「旭川幌加内…

北海道のアイヌ語地名 (856) 「ポン沼・ポンケイ川・オビンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ポン沼 pekampe-un-to?ヒシの実・ある・沼 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり…

「日本奥地紀行」を読む (121) 湯沢(湯沢市)~横手(横手市) (1878/7/19)

イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第二十信(続き)」(初版では「第二十五信(続き)」)を見ていきます。 …

北海道のアイヌ語地名 (855) 「智福・筑紫川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 智福(ちふく) chip-kus-nay舟・通行する・川 (典拠あり、類型あり) 浜頓別の…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (156) 「『鷹栖』に追われて逃げる人」

あまり深く考えずに、漠然と道道 72 号「旭川幌加内線」を走っていたところ…… 鷹栖町に突入してしまいました。いや、別にそれで構わないのですが、道道 72 号が鷹栖町を経由することを知らなかっただけでして……。 ひばりが丘霊園 旭川市江丹別町では、なぜか…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (155) 「『廃棄物処理場』と『廃棄物処理センター』の謎」

かつての江丹別村の中心部にやってきました。大正時代に測図された陸軍図を見ると、当時は「江丹別村」ではなく「鷹栖村」だったようです。「江丹別村」は 1924 年(大正 13 年)に旧・鷹栖村から分村して発足しています。 陸軍図では、このあたりは「上江丹…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (154) 「江丹別峠」

「急カーブ 多い!」との自己アピールのあった「江丹別峠」に向かいます。ここからは白樺林の中を走ることになるようです。 確かにクネクネとカーブが続きますが、「急カーブ!」と言うほどのものはそれほど多くない印象です。日陰になる時間の多い北斜面に…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (153) 「レアでシャイな深瀬川」

国道 239 号と国道 275 号の重複区間を通って幌加内町添牛内まで戻ってきました。右折してしまうと霧立峠まで戻ってしまうので、今回はもちろん直進です。 幌加内町と言えば「そば」の産地として全国的に知られていますが、ここも「そば畑」でしょうか。5 月…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (152) 「-41.2 ℃」

深名線の湖畔駅跡の交叉点を右折して、朱鞠内湖に向かいます。右手に小さな看板が吊るされているのですが……さすがに文字までは見えないですよね。 こちらの吊り看板は、北海道電力の「朱鞠内発電所」と「朱鞠内変電所」の所在を示すものでした。朱鞠内湖を形…