Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

旅行記みたいなもの

上野から神戸までを結ぶ鉄道(広小路あり)(第 9 回)

上野から神戸まで 伊賀上野から伊賀神戸までを結ぶ「伊賀鉄道」。これ、「伊賀」の文字を抜いたらびみょうに楽しいことになりそうです。「上野から神戸までを結ぶ『鉄道』」となるわけでして、なんだかとっても壮大な話になってしまいます。しかも、途中に「…

関西本線の旅~「胃が上野(!)編」(第 8 回)

未完星人アワー 渾身の連載(←)「ウゴ・チャベス編」も無事、フェードアウト気味に(←)終了しましたので、未完のネタを続けようと思います。それにしても「みかん」に対して一発で「未完」を出してくる ATOK に、微妙に感心している今日この頃だったりしま…

「本線」という名の「ローカル線」(第 7 回)

びみょうにネタ切れなので……というか、最近きちんとネタを探していないような気もするのですが、まぁそれはさておき。 「本線」という名の「ローカル線」 かつての「関西鉄道」で、時は移ろい今では「本線」とは名ばかりの「ローカル線」になってしまってい…

雑草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡(第 6 回)

「1 個買うより 2 個買うほうが安い」のと同じ さて、「片道運賃よりも往復運賃の方が安い」という、既定概念を打ち破る斬新な価格設定も見られた名古屋-大阪間の鉄道交通ですが、「どうせ潰れるなら官鉄を潰してから」という、これまた JAL もびっくりの経…

旧・関西鉄道の旅(第 5 回)

旧・関西鉄道の旅(第 5 回) しれっとシリーズもの風にして話を続けます。 バックナンバー(←)はこちら。新年早々、壮大な思いつき発動す世界の亀山駅(←どこへ行くのも 1 時間に 1 本JR 亀山駅・寸描 さてさて。どこへ行くのも 1 時間に 1 本の JR 亀山駅…

JR 亀山駅・寸描(第 4 回)

JR 関西本線の亀山駅ですが、「昔は結構賑わっていたんだけれど……」という雰囲気が此処彼処に見受けられます。 例えば、この、無駄に広いホームしかり、 国鉄時代はあちこちで見られた、こんな形の案内板があったり。「奈良・京都方面」というのも、かつては…

どこへ行くのも 1 時間に 1 本(第 3 回)

昨日にも増して時間が無いので、今日も写真中心で失礼します。 1 時間に 1 本の電車に乗って、世界の(まだ言うか)亀山駅にやってきました。名古屋からも、四日市あたりまではそれなりに本数があるのでしょうが、亀山まで来るのは昼間は 1 時間に 1 本です…

世界の亀山駅(←(第 2 回)

困った時の…… ちょーっとお疲れモードなので、楽をしたいときの「旅行記みたいなもの」、ということで……(すいません)。 加佐登駅に典型的な国鉄型構内配線を見た 鈴鹿サーキットランドから、JR に乗っておうちに帰ろう!というネタが企画倒れ状態なので、…

新年早々、壮大な思いつき発動す(第 1 回)

今週に入ってからずーっと風邪気味で、どうにも調子が上がらずに困っているのですが、それはまぁどうでも良くて(だったら書くな)。 新年早々、壮大な思いつき発動す 今年の年始に鈴鹿サーキットに遊びに行ってきたんですが、そこから家に帰るのに、ふつー…

「泰緬鉄道」とわたくし

「泰緬鉄道」についての初めての見聞は、確か小学校高学年、あるいは中学生になった頃と記憶しています。当時はひたすら「ひょえー」と思ったものですが(どんな感想だ)、文字通りの「死闘」の記録に、さながら「取り憑かれてしまった」記憶があります。今…

出張!なんでも鑑定団(C56 蒸気機関車編)

「畏れ」を読んでもらえない虞 何時になくコメントを入れづらい内容が続いておそれ入ります。それにしても、「ATOK」でも「Google 日本語入力」でも「おそれ入る」が一発で変換されない(ような気がする)のがとっても残念な今日この頃です。「恐れ入る」は…

C56 型 31 号機

こども店長は居なかった(← というわけで、遊就館の建物が見えてきました。 昨日の記事にも書きましたが、ちょっとした博物館のようですね。いや、むしろ車のショールームに近い構造かも知れません。もっとも、車のショールームだと、中に置いてあるのは「車…

君子居必擇郷、遊必就士、所以防邪僻而近中正也。

脇道をゆく(← さて。正面の本殿には足を運ばず、右手のほうに向かうと、社務所が見えてきました。 何の変哲も無い「社務所」です。建物はかなり立派なほうだと思いますが……。こうやって見ると、「普通の神社」なんですけどね。 「靖国カレンダー」絶賛領布…

「参道をゆく」 第二夜

「参道をゆく」(←)第二夜です。 「芸能人お断り」じゃなくて「無断取材お断り」の看板を尻目に、さらに参道を奥へと進みます。これが、良く NHK スペシャルとかで目にする門、ですよね。変なところでミーハー根性丸出しだったりして、結果として構図のセン…

参道をゆく

「ルチ大村」こと大村益次郎の時代と陸軍の創成期に思索を巡らせる……ようなことは置いといて(皆さんもそんなものは読みたくないですよね(笑))、靖國神社の見学記?を続けましょう。 雲ひとつ無い青空が眩しいですね。かつて京都に住んでいた者としては、神…

写実か、それともポップアートか

ルチ将軍……ではなくて さて、こちらの、いかにも独裁者チックな(←)銅像の主ですが…… ルチ将軍……ではなくて、どうやら大村益次郎さんのようです。ちなみに、明治時代に来日して、紙幣や切手印刷の基礎技術を築いたとされる Edoardo Chiossone が描いた大村…

慰霊之泉

「巡礼の年」じゃなくて「慰霊之泉」 「石碑シリーズ」は一旦中断で、続いてはオブジェのご紹介です。 ライティングが全くダメダメですが、その辺はスルーの方向でお願いします。これは「慰霊之泉」というもののようです。オブジェなので、案内板の説明が無…

田中支隊忠魂碑

石碑シリーズ第 2 弾(← 石碑シリーズ第 2 弾(←)、今回は「田中支隊忠魂碑」です。 相変わらず何を顕彰しているのか(私には)良く解らないので、案内板の内容をまるごと引用してみます。 このように、びっしりと文字で埋まっています。この案内板に目を止…

常陸丸殉難記念碑

靖国神社に入って、最初に見かけたのがこちらの石碑です。 リサイズの結果、字が潰れかかっていますが、「常陸丸殉難記念碑」と書いてあります。「ヒガシマル」とか「源五郎丸」あたりは聞いたことがあるのですが(何か違う)、「常陸丸」というのはちょっと…

イデオロギーの相克か、胸踊るスペクタクルか

品川さん……だそうです 九段坂公園には、大山巌の銅像の他に、品川弥二郎の銅像もありました。 はい、全くもってどんな方だか存じ上げませんです。 品川 弥二郎(しながわ やじろう、天保14年閏9月29日(1843年11月20日)- 明治33年(1900年)2月26日)は、日…

今日からマ元帥!(←

Go West~♪ 九段下のお堀端に銅像が未だに残されている大山巌についてのお話(つづき)です。 大山は非常に西洋文化への憧憬が強く、また造詣も深かった。捨松との再婚の時の披露宴招待状は全文がフランス語で書かれた物で人々を仰天させたという。陸軍大臣…

今日もどこかでアタックチャンス(←

右翼の大物はそんなの関係ない(← 風呂に浸かりながら続編の構想を練っていた(←)のですが、あろうことか「児玉源太郎」の代わりに「児玉誉士夫」という名前が頭に浮かんでしまって「んなアホな」と思ってしまった Bojan さんですこんばんは。「児玉誉士夫…

元帥陸軍大将大山巌公像

地図どうぞ 千鳥ヶ淵緑道を散策して、インド大使館の前を通り過ぎ、田安門のあたりに戻ってきました。 案内板の地図を撮影してみたのですが、ちょっとこれだと字が潰れて見えないので……。 主要な部分を拡大してみました。 元帥陸軍大将大山巌公像(見えない…

やっぱ神社は神社、なんだなぁ、と

ダウンサイジング(ちょと違う) ちょっとお疲れ気味なので、またしても写真主体の「楽な記事」です(すいません)。 Embassy of... というわけで、いつぞやの続きの話を。千鳥ヶ淵緑道を歩いていると、なにやら立派そうな建物が見えてきました。なにやらサ…

アスモ前はアスモ前であり、それ以外の何物でもない

しゃららーら♪ 駅ナカに歯科がある「知波田駅」を過ぎると、終点の「新所原駅」まで、もう少しです。比較的最近になって新設された「大森駅」を過ぎると、次は「アスモ前」駅です。なんだかホームでロボットが出迎えてくれそうな名前ですが、決してそんなこ…

充実の駅ナカ(?)

さて。(← さて(←)。掛川駅を 10:50 頃に出発したのですが、約 45 分で天竜二俣駅に到着です。 ご覧の通りの、昔ながらの佇まいの駅です。点字ブロックさえ隠してしまえば、昔の映画のロケにも使えそうな雰囲気ですね。撮影できなかったのですが、昔のブル…

「54」の呪い

プライバシーを守ります(← そんなわけで、静岡県は掛川と新所原を遠回りで結ぶ(←)天竜浜名湖鉄道に乗車したときの話です。まぁ、そんな大した内容は無いんですけどね。 原谷駅あたりで撮影した車内の様子です。運転手さん以外誰も写っていませんが、これ…

関所を避けるのは近代に始まったことではなく

好きこのんで遠回り えー、今更ですが地図を用意しました。 (クリックで超・原寸大系です)赤くマーキングしたルートが「天竜浜名湖鉄道」(旧・国鉄二俣線)です。そして青くマーキングしたルートが JR 東海道本線(在来線)です。つまり、掛川から新所原…

天浜線の旅(そのいち)

ちょっと帰宅が遅くなったものですから、ストックネタを放出する方向で。手抜きですいません。 静岡県は掛川市にある、掛川駅の写真です。ご存じの通り、今では東海道新幹線も止まる駅ですが、こちらは「天浜線」の掛川駅です。「天浜線」という言葉が耳慣れ…

千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く(最終回)

「千鳥ヶ淵戦没者墓苑を歩く」の第四回です。これ、さすがに年を越してはまずいので、何とか今日中に片付けないと……(← 「番外編」は、いずれ日を改めて。 藤棚から「前屋」を望んだところです。待合所のような使われ方をするのだと思います。もう少し適切な…