Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

檜山振興局

秋の道南・奥尻の旅 (40) 「奥尻のシンボル『鍋釣岩』」

奥尻島の道道 36 号線「奥尻島線」を南に向かいます。ほどなく前方に、有名なあの岩が見えてきました。 はい。奥尻島のシンボルとも言える「鍋釣岩」ですね。奥尻はそれなりに広い島なのですが、この鍋釣岩は港から数百メートルのところにあります。かなり近…

秋の道南・奥尻の旅 (39) 「奥尻に上陸!」

瀬棚からハートランドフェリー「アヴローラおくしり」に乗って、奥尻島にやってきました。ついに車両甲板から奥尻島に降り立ちます!(ただし車で) ピントがボケちゃってますが、ENEOS のガソリンスタンドが見えます。港にガソリンスタンドがあるのは離島で…

ハートランドフェリー「アヴローラおくしり」乗船記(奥尻港下船編)

瀬棚港を出港して 1 時間近く経った午後 3 時頃、右手前方に奥尻島が見えてきました。 こうやって見てみると、結構大きな島ですね。 車両甲板へ そして更に 30 分ほどが経過したところで、車両甲板が開放されたとのアナウンスがありました。 ということなの…

秋の道南・奥尻の旅 (38) 「停泊、下船、乗船」

ハートランドフェリーの奥尻航路で使われている「アヴローラおくしり」の接岸シーンを、割と詳細にお届けします(似たような記事が前にもあったような)。船尾部の船員さんが、ロープ(のようなもの)を海の中に投げ入れた……ように見えます。手前に見える地…

秋の道南・奥尻の旅 (37) 「アヴローラおくしり、瀬棚に入港」

奥尻からやってきたハートランドフェリーの「アヴローラおくしり」が、瀬棚港に到着しました。 「アヴローラおくしり」は一旦右に向きを変え…… 今度は左に向きを変え始めました。 どうやら、港内で 180 度向きを変えてから横付けするみたいですね。 江差←奥…

秋の道南・奥尻の旅 (36) 「フェリー到着待ち」

せたな町の「瀬棚フェリーターミナル」で、奥尻行きフェリーが来るのを待っています。ターミナルの西側(海側)に回ってみました。 ターミナルの海側にはバス専用の駐車場が並んでいます。一番ターミナル寄りの枠には「瀬棚号」と書いてあります。札幌から長…

秋の道南・奥尻の旅 (35) 「これがせたなの二刀流」

車検証片手に、瀬棚フェリーターミナルにやってきました。 フェリーターミナルにやってきたのは良いのですが、何故か「瀬棚フェリーターミナル」の文字が綺麗に剥がされています。これはちょっと不安になりますよね……(汗)。 これがせたなの二刀流 ターミナ…

秋の道南・奥尻の旅 (34) 「出た!子ども」

瀬棚の市街地を一望できる「立象山展望台」を後にして、再びフェリーターミナルに戻ることにしましょう。「青少年旅行村」の中央管理棟まで坂を下り…… そのまま急坂を下って馬場川沿いの道まで。 出た!子ども 川沿いの道を西に進路を取り、一路フェリーター…

秋の道南・奥尻の旅 (33) 「立象山展望台」

せたな町瀬棚区の「立象山展望台」に来ています。本来は特にこの展望台を見に来る予定は無かったのですが、フェリーターミナルに早く着きすぎてしまいましてね(汗)。 この写真だと現在位置がわかりやすいでしょうか。国道のすぐ近くの場所なんですが、国道…

秋の道南・奥尻の旅 (32) 「あと 567 段」

瀬棚の市街地を一望できる高台にある「立象山公園」にやってきました。駐車場に車を停めてテクテク歩き始めたところ、「あじさい広場」という一角が見えてきました。 このまま坂道を上がっていけば展望台に辿り着けるのですが、上り坂がしんどい……じゃなくて…

秋の道南・奥尻の旅 (31) 「青少年旅行村」

瀬棚港フェリーターミナルに到着しました。この日は朝の 8 時に朝里のホテルを出発して、約 200 km を 4 時間ほどかけて走ってきました。……はい、実はまだ正午を少し回ったところだったんですね。奥尻行きのフェリーの出港が 14:05 ですから、さすがにちょっ…

秋の道南・奥尻の旅 (30) 「北檜山から瀬棚へ」

せたな町(旧・北檜山町)に入りました。目的地のフェリーターミナルまであと少しです。 ここはかつての北檜山町ですが、「せたな町役場」「せたな警察署」「せたな町立国保病院」など、せたな町を代表する施設の多くが北檜山にあるのですね。 真駒内から真…

秋の道南・奥尻の旅 (29) 「ジャガジャガジャガジャガ……」

美人が多いと絶賛アピール中の今金町ですが、川名や橋名はアイヌ語に由来するものが多いものの…… 集落の名前は、アイヌ語とは関係の無さそうなものが多そうです。 ちなみにこの「神丘」というところは、河岸段丘というか、すごくわかりやすい台地状の地形な…

秋の道南・奥尻の旅 (28) 「美人多し」

下ハカイマップ川に架かる「下博田橋」を渡って、今金町種川にやってきました。小学校もあるようですが、美利河小学校の校区は種川小学校に引き継がれたのでしょうか……? せたなまで、あと 18 km です。ちょうどお昼前だったのですが、奥尻行きの 61 便フェ…

秋の道南・奥尻の旅 (27) 「ハカイマップ三変化!」

国道 230 号の、かつての国鉄瀬棚線の跡を国道に転用した区間を走ります。花石トンネルを抜けて少し走ったところで、前方に橋が見えてきました。 「上ハカイマップ橋」 この橋の名が、また破壊力抜群の名前でして……。「上ハカイマップ橋」と言うのだそうです…

秋の道南・奥尻の旅 (26) 「瀬棚線の跡を走る」

美利河小学校を後にして、せたなへの移動を再開します。ただ、来た道をまっすぐ戻るのは芸がないので、美利河ダムのダム湖「ピリカ湖」を一周することにしましょう。 このまままっすぐ行くと、「カニカン岳」に行けるそうです。どことなく美味しそうな感じも…

秋の道南・奥尻の旅 (25) 「美利河小学校」

美利河ダム前の駐車場から少しだけ逆戻りして、「ピリカ遺跡」を見に行くことにしました。 国道の交叉点から北に 600 m ほど進んだところに、ピリカ旧石器文化館がありました。 あれ、なんでシャッターが閉まってるんだろ……と思ったのですが、 あー…… orz。…

秋の道南・奥尻の旅 (24) 「美利河ダムで小休止」

今金町美利河の国道沿いにある駐車場に車を停めて、少し周辺を散策してみることにしました。 このアングルだとふつーの駐車場に見えますが、実は…… 目の前に「美利河ダム」があったりします。案内板を正面から見てみると…… こうなっていまして。ちなみに現在…

秋の道南・奥尻の旅 (23) 「美利河峠」

道央道を国縫 IC で流出して、国道 230 号でせたなに向かいます。……プリウスも結構最低地上高が低いんですね(汗)。 国道 230 号に入りました。山の中の快適な一本道です。前方に道路情報表示板がありますが…… 「秋の全国交通安全運動 実施中」に…… 「子ど…

アイヌ語地名の傾向と対策 (54) 「瀬棚・真駒内川・太櫓川・遊楽部川」

はい、本日もマニア向けの話題でお届けします(←)。いつか書籍化するのが夢です(←← 瀬棚(せたな) seta-nay?犬・沢 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 今では、全国的に悪名高い市町村合併のおかげで「せたな町」になってしまいましたが、もともと…

アイヌ語地名の傾向と対策 (53) 「須築・島歌・虻羅・梅花都」

はい、週末は相変わらずコアでディープな話題を続けます。 須築(すつき) supki-pet葭・川 (典拠あり、類型あり) せたな町の最北端に位置する集落ですが、珍しく「角川──」が頑張っているので、さっそくどっかーんと引用(どんな引用だ)してみましょう。…

アイヌ語地名の傾向と対策 (52) 「厚瀬崎・千走・原歌・茂津多」

本日は「島牧村」特集ですが、「特集」と言えるほど深く掘り下げているわけでも無いのでご注意を(← 厚瀬崎(あっちゃせざき) at-charse??もう一つの・すべり落ちるような急流 (?? = 典拠未確認、類型あり) はい、実は「厚瀬」で「あっちゃせ」と読むのだ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (113) 「今度は本気で通行止!」

「三航北国日誌」第 113 回です。本日は、めくるめくスペクタクル満載でお届けします(← 嵐の前の静けさ 後志西部の「島牧村」を抜け、檜山北部の「せたな町」にやってきました。この日は「大雨警報」、あるいは「大雨洪水警報」が発表されるような「大荒れ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (112) 「夏のセタナもおもしろい?」

「三航北国日誌」第 112 回です。はい、平然といつものネタ(←)に戻ります。 晴れ渡る空、しかし大雨洪水警報 連続雨量規制にひっかかって 15 分ほどロスした後、「島牧村」と「せたな町」の境のあたりにやってきました。 すっかりいい天気になった……のです…

北海道の旅 2008/夏 (54) 「ロックの塊 ─美利河ダム─」

しりべしとしべつがわっ 美利河ダムは「後志利別川」のダムです。「しりべし・としべつ・がわ」と読むのですが、これ、意外と難読ですよね。陸別から足寄のあたりを流れる「利別川」と区別するために、後志支庁の名前をかぶせているようです。 「利別(川)…

北海道の旅 2008/夏 (53) 「不適切な関係……じゃなくて地形 ─美利河ダム─」

お呼びでない? 国縫(くんぬい)IC から美利河(ぴりか)ダムまでは、距離にして 11 km 程度。Day 6 全体の行程(約 550 km)から見れば、誤差程度の距離です。17:30 頃にはダムに隣接する資料館に着くことができました。 中に入ると、派手派手しい警告音が…