Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

渡島総合振興局

アイヌ語地名の傾向と対策 (433) 「犬尻川・パンケイ川・ルコツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 犬尻川(いぬしり──) inun-us-nay漁季だけ寝泊まりする小屋・多くある・沢?漁のために滞在する・いつもする・沢? (典拠あり、類型あ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (432) 「国縫・ワルイ川・ベタヌ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 国縫(くんぬい) kunne-i?黒い・ものkunne-nay?黒い・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町南部の地名で、同名の駅も…

アイヌ語地名の傾向と対策 (431) 「栗岡・オバルベツ川・フラノベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 栗岡(くりおか) yam-ni-us-i栗・木・多くある・もの (典拠あり、類型あり) JR 函館本線の長万部駅と二股駅の中間あたりに位置する…

アイヌ語地名の傾向と対策 (430) 「イヌヌシナイ川・突田川・土津田川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) イヌヌシナイ川 inun-us-nay漁のために滞在する・いつもする・沢漁季だけ寝泊まりする小屋・多くある・沢 (典拠あり、類型あり) メ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (429) 「チブタウシナイ川・ペタヌ川・メムナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) チブタウシナイ川 chip-ta-us-nay舟・彫る(作る)・いつもする・沢 (典拠あり、類型あり) 長万部町知来のあたりを流れている知来川…

アイヌ語地名の傾向と対策 (428) 「蕨岱・トマムナイ川・知来」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 蕨岱(わらびたい) warumpe-hur?ワラビ・丘tuwa-us-i?ワラビ・多くある・ところ (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町北…

アイヌ語地名の傾向と対策 (427) 「長万部・ナイベコシナイ川・キュウシバッタリ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 長万部(おしゃまんべ) o-samam-pet河口・横になっている・川 (典拠あり、類型あり) 黒松内の南に位置する噴火湾沿いの町の名前で…

アイヌ語地名の傾向と対策 (426) 「静狩・オタモイ山・写万部山」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 静狩(しずかり) sit-tukari山・の手前 (典拠あり、類型あり) 室蘭本線の小幌駅と長万部駅の間にある駅の名前です。ということで、…

アイヌ語地名の傾向と対策 (425) 「小幌・辺加牛・鼠の鼻」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 小幌(こぼろ) kew-poru?死体・洞窟 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 長万部町と豊浦町の町境上にある室蘭本線の駅の名前で…

秋の道南・奥尻の旅 (115) 「せたな町大成区」

熊石町……あ、間違えた(素で間違えました)。八雲町熊石の最西端に位置する「ポンモシリ岬」にやってきました。 ポンモシリ岬で R120 くらいのカーブを右に曲がると…… 集落が見えてきました。そして、 ここから「せたな町」に入ります。せたな町大成、かつて…

秋の道南・奥尻の旅 (114) 「雲石、うんせき、くもいし?」

熊石の国道 229 号を北西に向かいます。前方に、国道 277 号との交叉点が見えてきました。右折すると国道 277 号で、雲石峠を越えて八雲に出ることができます。案内標識に「長万部」と出ているのは、現在地である熊石も八雲町内だからですね。 そう言えば、…

秋の道南・奥尻の旅 (113) 「円空上人滞洞跡」

乙部町豊浜から、更に北上して八雲町熊石に向かいます。前方にトンネルが見えてきましたが……あれ、二つある!? 左側に見えた、いかにもクラシックな感じのするトンネルは旧道のようで、現在は通行止めのようでした。ということで「豊浜トンネル」に入ります…

秋の道南・奥尻の旅 (103) 「橋を渡ると上ノ国町」

松前町北部を流れる「奥末川」にかかる「奥末橋」でも、一車線を封鎖して工事が行われていました。橋を渡り終えたところに「止まって下さいおじさん」の姿があったのですが…… なんと、久しぶりに「止まって下さい予告おじさん」の姿まで! なるほど、見通し…

秋の道南・奥尻の旅 (102) 「止まって下さいおじさん再び」

一車線を封鎖して片側交互通行になっていた、国道 228 号の「茂草大橋」を通過します。反対側にも「止まって下さいおじさん」がいますね。 国道 228 号は再び快適な 2 車線道路に戻りました。もしかしたら、この道路も鉄道の跡地だったのかもしれません(確…

秋の道南・奥尻の旅 (101) 「北海道の春は、どこから?」

松前の中心地を通り過ぎ、国道 228 号でまずはお隣の上ノ国に向かいます。電柱が多いですね……。 電柱の数はさておき、電柱の右側にこんな看板が。 なるほど、言われてみれば……。白神岬は北海道最南端ですが、松前町は本州最北端の大間町よりも南にあるんです…

秋の道南・奥尻の旅 (100) 「松前線の跡」

「北海道最南端」の白神岬をささっと通過して、松前町に向かいます。何故か高台に建物が多く見えてきました。もしかして線路の跡かな……? と思ったのですが…… 地図で確かめたところ、この「白神」集落には国鉄松前線は通っていませんでした。高波や津波対策…

秋の道南・奥尻の旅 (99) 「北海道最南端・白神岬」

福島町の市街地を抜けて、北海道最南端・白神岬に向かいます。ここから先はしばらく崖沿いなので、覆道やトンネルが多くなります。三つの覆道を通ったあと、白神トンネル・赤石トンネル・立岩トンネルを抜けて、立岩トンネルの先に続いている「立石覆道」を…

秋の道南・奥尻の旅 (98) 「謎の『船揚場』」

「横綱の里」福島町にやってきました。1 km 先に道の駅があるみたいですね。 ……約 7 分後、何事も無かったかのように国道を行きます。いやー、ちょっと時間的に寄り道は厳しいかなぁ、という考えが頭にあったものでして。それにしてもこの「貝取澗」という地…

秋の道南・奥尻の旅 (97) 「湯の里から横綱の里へ」

知内の道の駅を通り過ぎて、国道 228 号は「萩茶里橋」で知内川を渡ります。ちなみにこの「萩茶里橋」ですが、そのまんま「はぎちゃり──」と読むようです。 この「萩茶里橋」は、実は青函トンネル(第一湯の里トンネル)から出てくる列車の姿を見ることがで…

秋の道南・奥尻の旅 (96) 「道の駅『しりうち』」

海沿いの国道 228 号と旧道(道道 605 号)が合流して、250 m ほど走ったところで知内(しりうち)町に入ります。知内は確か「鳥が多くいる」という意味でしたよね。 知内に入ってからも国道はしばらく海沿いを走るのですが、このあたりは長い砂浜が広がって…

秋の道南・奥尻の旅 (95) 「徐行お願いおじさん」

国道 228 号で木古内町の中心部に向かっていましたが、どうやら 100 m 先で「工事中」のようですね。 道内の工事現場ではおなじみの、「徐行お願いおじさん」の姿がありました。道内は一般国道でも飛ばす人が多いからか、だいたい工事区間の 50 m くらい手前…

秋の道南・奥尻の旅 (94) 「木古内のほぼ真ん中なのに」

松前に向かう国道 228 号は、文字通り「海の横」を走ります。国道の路肩がそのまま岸壁になっているような感じですね。 ということで、木古内町に入ります。北海道新幹線の駅のある街ですね。 木古内のほぼ真ん中で 木古内町釜谷の集落に入りました。いかに…

秋の道南・奥尻の旅 (93) 「ルネッサーンス!」

北斗市茂辺地(茂別館跡が有名ですよね)からは、海沿いの国道 228 号を走ります。 木古内を経由して、松前に向かいます。松前まではたった 75 km ……ん、ふつーに一時間以上かかりそうですね(汗)。 海沿いを走ります。前方に見える岬は「葛登支岬」でしょ…

秋の道南・奥尻の旅 (92) 「海に向かって一直線!」

函館江差道……まだ全通には程遠いので、「函館いつかは江差道」などと呼びたくもなりますが……の現時点での終点が見えてきました。 現時点での終点は「北斗茂辺地 IC」ですね。ここも残念ながら(期待してたのか)「旧○○ IC」という看板はついていません。 函…

秋の道南・奥尻の旅 (91) 「とりあえず『北斗』を追加しました」

かつての「大野 IC」である「北斗追分 IC」をスルーして、更に西に向かいます。 このあたりは片側一車線の対面通行なのですが……うわっ! 駐車帯でも無いところにトラックが停まっていました。センターラインにはブロックが置いてありますし、大型車両が来た…

秋の道南・奥尻の旅 (90) 「昔の名前で出ています」

函館 IC から函館江差道に入りました。相変わらずのいい天気ですね。ちなみに気温は 17 ℃ とのこと。この時期(9 月下旬)だとやや暖かいくらいでしょうか? 函館江差道は追い越し車線もある快適な道路ですが、制限速度は 70 km/h とのこと(もしかしたら今…

秋の道南・奥尻の旅 (89) 「函館 IC」

七飯藤城 IC と函館 IC の間を結ぶ「函館新道」は、七飯藤城 IC から 2 km ほどは片側一車線・対面通行ですが、その後は片側二車線の高速道路ばりの道路が続きます。ただ、この日は右側の車線が単管バリケードで封鎖されていたのでご覧の有様……でした。 おさ…

秋の道南・奥尻の旅 (88) 「函館新道」

「函館新道」の七飯藤城 IC が近づいてきました。松前に向かうには「函館新道」を通ると少々遠回りだったりもするのですが、5 年前(しかも夜)に一度走っただけだったりするので、久しぶりに走ってみようか……ということで。 ずっと片側 2 車線だった国道 5 …

秋の道南・奥尻の旅 (87) 「まずは函館平野へ」

第 87 回目にしてようやく Day 4 が始まりました。時間は 9:17 ですから、過去三日間と比べるとややスロースタートと言ったところでしょうか。 Day 3 ではサボってしまいましたが、Day 4 ではちゃんとルートマップらしきものをご用意しました。いや、予めル…

秋の道南・奥尻の旅 (86) 「どこへ行くのも 500 km」

「函館大沼プリンスホテル」をチェックアウトしました。キャリーバッグ片手に駐車場に向かいます。 木立の向こうに駐車場が見えます。よーく見るといつもの車が停まっているのも見えるんですよね。 えっ、見えませんか? ほら、拡大すると…… ……(汗)。直感…