Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

冬の北海道の旅 (83) 「にしおこっぺ花夢」

西興部村の道の駅「にしおこっぺ花夢」にやってきました。ちなみに「花夢」と書いて「かむ」と読みます。「花とゆめ」は関係ないようです(そりゃそうでしょ)。 しゃっこくて甘~いアレ さて、12 時を過ぎたのであわよくばお昼ごはんでも……と考えていたので…

冬の北海道の旅 (82) 「西興部村美しい村づくり事業」

西興部の道の駅「にしおこっぺ花夢」に向かいます。 さて、前回の記事で「ある重要なポイント」の話題に触れていました。こちらが「ある重要なポイント」が映り込んでいる写真でした。 察しのいい方はもうお気づきかもしれません。実は、外壁の色がオレンジ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (419) 「昆布・目名・チリベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 昆布(こんぶ) {tokom-po}-nupuri?小さなコブ・山kom-p?曲がる・もの(川) (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) そろそろ蘭越町…

アイヌ語地名の傾向と対策 (418) 「森別川・茅沼川・フルチャツナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 森別川(もりべつ──) moyre-pet静かな・川 (典拠あり、類型あり) ニセコ西山連峰の最高峰である「雷電山」のずっと西に「雷電峠」…

冬の北海道の旅 (81) 「ある重要なポイント」

道道 137 号の絶景ポイント「瀬戸牛峠」を越えて、西興部の市街地にやってきました。こちらの写真、一見何の変哲もない冬の風景に見えますが、実はある重要なポイントが映り込んでいたりします。答え合わせは後日にでも! 西興部村にも、かつては国鉄名寄本…

冬の北海道の旅 (80) 「美しき青き雪道」

道道 137 号「遠軽雄武線」で西興部に向かっています。氷河地形のような幅広の谷の中をまっすぐ伸びる雪道の感想は「快適!」の一言に尽きますね。 ただ、手放しで雪道を楽しむわけにも行かない状況は続いていました。ガソリンが完全に燃焼されずに排出され…

冬の北海道の旅 (79) 「ここは『猟区』」

道道 137 号「遠軽雄武線」で西興部に向かいます。西興部までは僅か 18 km しかありません(色々と感覚が麻痺してますね)。 道道 61 号との交叉点から 3 km ほど進んだところが「札久留峠」です。えーと、近くを流れる川名が「サクルー」ですから、これも「…

冬の北海道の旅 (78) 「夜間除雪していません」

北見滝ノ上駅(跡)の近くを通り過ぎ、更に西に向かいます。 滝上の中心街は、国道が通っていて役場のある渚滑川南東側と、駅跡や神社のあるサクルー川南岸(渚滑川の西側)の二つに分かれる感じでしょうか。ということで、西側の市街地に入ります。 守れ法…

冬の北海道の旅 (77) 「その時車体が動いた」

というわけで滝上町の話題を続けます。ここは滝上町ですが…… 「滝上町滝下」でした。まぁ、penke(川上)があれば panke(川下)もあるのも世の常ですからね。 滝上町の市街地の多くは川(渚滑川またはサクルー川)の南側にあります。右折しても西興部に行く…

アイヌ語地名の傾向と対策 (417) 「ホロシツナイ川・オサンナイ川・志根津川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ホロシツナイ川 poro-chis-nay大きな・中凹み・沢 (典拠あり、類型あり) 蘭越駅の西側に「大谷」という集落があり、そこから北に向…

アイヌ語地名の傾向と対策 (416) 「南部川・シイポンドペッピ川・ピンカリベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 南部川(なんぶ──) 南部川南部人の居た川nam-pe???冷たい・水 (??? = アイヌ語に由来するかどうか要精査) ペンケ目国内川の東隣を…

冬の北海道の旅 (76) 「新記念橋」

国道 273 号で滝上に向かいます。上川まで 85 km、そして直近の目的地である滝上まではあと 24 km です。 この先の交叉点を左折すると、道道 553 号「上藻別上渚滑停車場線」を通って鴻ノ舞に行けるみたいですね。鴻ノ舞と言えばかつて「鴻之舞金山」があっ…

冬の北海道の旅 (75) 「薄明光線、レンブラント光線あるいは光芒」

道の駅「オホーツク紋別」を出発して、紋別市内をドライブします。紋別市内って、実は意外と高低差があるんですよね。ここは下り坂だからか除雪は凄くしっかりしてあるのですが、除雪された雪が壁のように道路脇にそびえています。 で、こうなると道路脇の駐…

冬の北海道の旅 (74) 「エンジンパワー低下!」

道の駅「オホーツク紋別」の駐車場に戻ってきました。 車に戻りましたが……うわー、わかってはいましたが汚いですねぇ!(汗) フロントタイヤの前には、あろうことか「黒いつらら」のようなものができていました。 こちらなんですが……。前車が捲き上げた汚れ…

冬の北海道の旅 (73) 「森が茂れば魚が群がる」

道の駅「オホーツク紋別」のメイン展示?でもある「北海道立オホーツク流氷科学センター」の建物から外に出てきました。「建物に入るまでが長かったのに、出るのは一瞬なんだね」というツッコミも聞こえてきそうな気がしますが……。ええ、速かったですが何か…

冬の北海道の旅 (72) 「北海道立オホーツク流氷科学センター」

紆余曲折を経て(自作自演では)、ようやく「北海道立オホーツク流氷科学センター」にたどり着きました。 入口のドアの上に「ようこそ」の文字が。そしてその下にはなんと 7 ヶ国語対応の「歓迎」の文字が。中でもタイ語とマレー語が珍しいですが、その割に…

アイヌ語地名の傾向と対策 (415) 「蘭越・ニトヌプリ・ペンケ目国内川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 蘭越(らんこし) ranko-us-i桂(の木)・多くある・ところranko-us-nay桂(の木)・多くある・沢 (典拠あり、類型あり) ニセコ町の…

「日本奥地紀行」を読む (67) 市川~高田(会津美里町)(1878/6/28)

今日からは、1878/6/30 付けの「第十三信」(初版では「第十六信」)を見ていきます。と言っても、第十二信と日付が同じなので、事実上続編のようなものですが……。 若松平野 イザベラ一行は、会津美里町の「市川」から、現在の県道 330 号を北上して会津盆地…

冬の北海道の旅 (71) 「龍安寺の氷庭」

道の駅「オホーツク紋別」の「北海道立流氷科学センター」に向かって歩いていたところ…… 鄂霍次克流氷科學中心 ようやく建物が見えてきました。いかにも「流氷」の名を冠するに相応しい佇まいです。 ちゃんと入口がありまして……(あれ?) 中にはちゃんと椅…

冬の北海道の旅 (70) 「アムールへの架け橋」

道の駅「オホーツク紋別」のメインである「道立オホーツク流氷科学センター」に向かって歩きます。前方に建物と、何やらプールへの飛び込み台のような建造物が見えてきました。 この、謎の飛び込み台のような建造物ですが、横にはなんと…… 宣伝が(汗)。「…

冬の北海道の旅 (69) 「紋別四大ステーション!?」

というわけで、紋別市の巨大な「カニの爪」のところにやってきました(笑)。いやいや、話には聞いていましたが、実物を見ると改めて笑いがこみ上げてきますね。 ちなみに手前にはスペックが記された案内板が立っていました。「高さ 12 m」「重量 7 t」だけで…

冬の北海道の旅 (68) 「砕氷船とカニの爪」

湧別川にかかる「湧別大橋」にやってきました。橋の上は凍結しやすいからか、除雪もかなり念入りに行われているようですね。 何度渡っても「立派な橋だなぁ」と思ってしまいます。もともと左右に余裕の無い橋ですが、僅かながらも雪が残っているので、いつも…

冬の北海道の旅 (67) 「カニ対決!」

国道 238 号「オホーツク国道」で湧別町に入りました。湧別町に入ったのに「湧別 15 km」とはこれいかに……という話なのですが、湧別町と上湧別町が合併したのが比較的最近の 2009 年だったのでした。「湧別」のところに「貼り替えました感」がありますが、き…

アイヌ語地名の傾向と対策 (414) 「ニセコ・カシュンベツ川・イヌフレベツ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) ニセコ nisey-ko-an-pet断崖・そこに・ある・川 (典拠あり、類型あり) 北海道の中でも飛び抜けて国際的な町として有名なところです…

アイヌ語地名の傾向と対策 (413) 「倶知安」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 倶知安(くっちゃん) kut-sam-un-pe?崖・傍・ある・もの (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 羊蹄山の北にある町の名前で、函館…

冬の北海道の旅 (66) 「想い出の "SPAR"」

佐呂間町を走り抜け、お隣の湧別町に入ります。 町境なのでカントリーサインがあるのですが、ここから先の「湧別町」のカントリーサインの他に…… ここまで走ってきた「佐呂間町」のカントリーサインまで。カントリーサインの裏側の有効活用も忘れませんね。 …

冬の北海道の旅 (65) 「サロマ湖沿いの絶景ポイント」

国道 238 号「オホーツク国道」を、路面状態に合わせた安全運転で紋別に向かいます。そう言えば、昔「オホーツクに消ゆ」というアドベンチャーゲームがありましたよね。 絶景ポイントその 1 キムアネップ岬の近くを通り過ぎると、国道はサロマ湖沿いの絶景ポ…

冬の北海道の旅 (64) 「『看これ』ふたたび」

前日(Day 3)に引き続き、北見市常呂町にやってきました。この日はカーリングホールをスルーします。カーリングでも試合の最後の方ではリードの石をスルーすることがありますよね(それがどうした)。 「常呂と言えばカーリング!」を連呼しすぎた感がある…