Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (258) 「薬用植物資源研究センター」

碁盤の目状の街路では本来は存在しない筈の T 字路を右折……ではなく左折して、道道 252 号「名寄美深線」を北に向かいます。すんごくでかい「国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物 資源研究センター」の看板の横には「なよろ温泉『サンピラ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (257) 「名寄市街の区画の謎」

「名寄美深道路」の「名寄北 IC」で流出します。よく考えてみれば終点(起点)の「名寄 IC」は 2008 年に一度使った以来、全く近づいていないような気も……。 ランプウェイの下り坂を進むとこのようになっているのですが、これ、うっかりそのまま直進する人は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (256) 「智恵文南入口」

「名寄美深道路」は「智恵文南こ道橋」で再び国道 40 号をオーバークロスします。「跨線橋」の「跨」がひらがななのは常用漢字外だからだと思われますが、なんかその……間抜けな感じがしてしまいますよね。 「智恵文南こ道橋」を渡った先に左からの流入車線が…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (255) 「サトウの切り餅?」

「名寄美深道路」で「ペンケニウプ川」を渡って名寄市に入りました。ここから先はかつての「智恵文村」で、元々は美深町の母体だった「下名寄村」から 1920 年に分村した村でしたが、1954 年にお隣の名寄市(当時は名寄町)と合併して現在に至ります。要は美…

北海道のアイヌ語地名 (921) 「十勝石沢川・支湧別川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 十勝石沢川(とかちいしざわ──) anchi-o-{yu-pet}?十勝石・そこにある・{湧別川}…

北海道のアイヌ語地名 (920) 「スプリコヤンベツ川・クワキンベツ川・八号沢林道 赤石線」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 スプリコヤンベツ川 nupuri-ko-yan-pet?山・そこに向かって・上がる・川 (? = 典…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (254) 「毛筆体の『美深菊丘トンネル』」

「名寄美深道路」の「美深北 IC」にやってきました。名寄美深道路の終点で国道 40 号に合流する交叉点ですが、信号機は設置されていません。 現在の美深北 IC は名寄美深道路の本線がそのまま T 字路になっている構造です。左側に雪捨て場(だと思う)が見え…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (253) 「羊乳ソフトクリーム」

国道に幾度となく現れた「美深アイランド」「道の駅びふか」の案内に、さすがにこれはスルーしてはいけないだろう……と考えてしまい…… ついうっかり立ち寄ってしまいました(汗)。いくつか建物があるようですが、売店っぽい雰囲気の「双子座館」に向かいます…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (252) 「『見落とした』とは言わせない」

恩根内の南で国道 40 号は JR 宗谷本線をオーバークロスします。この先の天塩川東岸は宗谷本線を通すだけで手一杯なので、国道 40 号は天塩川の西側に移動することになります。 跨線橋を渡ると、すぐ先は天塩川です。手前に交叉点があり……

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (251) 「創英角ポップ体」

美深町に入りました。このカントリーサインは「チョウザメと天塩川」ですよね。 このあたりの国道 40 号も宗谷本線の東側に建設された道路ですが、1974 年頃の航空写真では既に現在のルートが存在することが確認できます。新道が整備されたのはいつ頃なんで…

「日本奥地紀行」を読む (130) 久保田(秋田市) (1878/7/23)

「日本奥地紀行」を読む (130) 久保田(秋田市) (1878/7/23) イザベラ・バードの「日本奥地紀行」(原題 "Unbeaten Tracks in Japan")には、初版(完全版)と、いくつかのエピソードが削られた普及版が存在します。今日は引き続き、普及版の「第二十一信」…

北海道のアイヌ語地名 (919) 「ペンケチャロマップ川・ニュウチャロマップ川・カルシュナイ林道・ルベオンネナイ沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ペンケチャロマップ川 penke-(nisey-)char-oma-p?川上側の・(崖・)入口・そこに…

北海道のアイヌ語地名 (918) 「タツニナイ林道・ニカルナイ沢・エイコの沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 タツニナイ林道 {tat-ni}-nay{樺の木}・川 (典拠あり、類型あり) 石狩川には「…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (250) 「由緒正しい『弁慶橋』」

音威子府村咲来(さっくる)で国道 40 号に入りました。コカ・コーラのロゴと「ドライブイン」の文字が見える建物はもしかしたら閉業済みかもしれませんが、手前に見える黄色い建物(Google マップによると「お食事処咲来」とのこと)は絶賛営業中のようです…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (249) 「『道民雑誌クォリティ』×『キリ看』」

道道 220 号「歌登咲来停車場線」の「咲来(さっくる)峠」にやってきました。ここから先は音威子府村です。ところでこのカントリーサインは一体……? 音威子府村には「北海道命名之地」のオブジェがありましたが、それとは違いますよね……? 咲来峠は歌登・枝…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (248) 「黒電話?」

道道 764 号「本幌別上毛登別線」と道道 220 号「歌登咲来停車場線」の交点で右折して、道道 220 号を南に向かいます。先程「第 2 本幌別橋」を渡ったばかりですが、今度は「本幌別橋」を渡ります。あっ! 橋名表示板が傾いていない……! そう言えば「第 2 本…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (247) 「『保留運別橋』と『歩留運別神社』」

枝幸町歌登本幌別のポウルンベツ川沿いにある、とある集落にやってきました。道路の右側に看板が立っていたのですが、左カーブの右側にあるので、北からやってきた車にとっては見えづらいですね……。 「魚にやさしい」という文字の下には魚道と乳牛(ですよね…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (246) 「ゲートの向こうの青い空」

小頓別(枝幸郡中頓別町)から道道 12 号「枝幸音威子府線」を東に向かい、枝幸町(旧・歌登町)に入ります。 小頓別と歌登毛登別の間の峠はほぼ直線にオープンカットされていますが、簡易軌道にとっては決して楽な峠では無かったようで、このルートを通るよ…

北海道のアイヌ語地名 (917) 「シュマフレベツ川・ウエンシリ沢・シラレナイ沢」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 シュマフレベツ川 suma-hure-pet?石・赤・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あ…

北海道のアイヌ語地名 (916) 「ニセイテシオマップ川・リクマンベツ川・ニセイノシキオマップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ニセイテシオマップ川 nisey-kes-oma-p断崖・末端・そこに入る・もの(川) (典…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (245) 「謎の『千曲橋』」

道道 647 号「兵安上頓別停車場線」の終点にやってきました。左折して国道 275 号に入ります。 国道に入ったばかりですが、いきなり「急カーブ スピード落とせ」の看板が見えてきました。実際にはここまで深いカーブでは無いのですが……。

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (244) 「集乳車輌専用道路」

道道 120 号「美深中頓別線」を南に向かいます。2 日前にも通った道を、今度は逆方向に進むことになります。 「矢羽根」の支柱にヘキサがついています。なんとも合理的な構造ですね。

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (243) 「中頓別除雪ステーション」

国道 275 号で中頓別の市街地に向かいます。 道路脇には「ようこそ 宗谷へ」と描かれた看板が立っていました(解像度がアレで申し訳ありません)。今は東に向かっていますが、長い目で見れば北に向かっていることになるので「ようこそ 宗谷へ」と題された看…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (242) 「道道 785 号終点」

「緑風橋」を渡って坂を下ると、またしても深い右カーブに差し掛かりました。地形図で見た感じでは、これまででもっとも急な R50 程度のカーブに見えます。カーブの深さもトップクラスで、180 度以上(200 度くらい?)右カーブが続いているようです。 深い…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (241) 「上部が『く』の字状の防風柵」

道道 785 号「豊富中頓別線」の「知駒峠スノーシェルター」を抜けて南に向かいます。「除雪車転回場につき 駐車御遠慮下さい」という看板が見えていますね。 程なく左カーブに差し掛かります。ガードロープの向こうは殆ど真っ白で何も見えない状態ですが、天…

北海道のアイヌ語地名 (915) 「奔然別・双雲内」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 奔然別(ほんちかりべつ) pon-{chi-kere}-pet??支流である・{削れている}・川 (…

北海道のアイヌ語地名 (914) 「ウエンナイ川・岩内川・ニタイオマップ川・オタツニタイオマップ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。 (この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである) 地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。 ウエンナイ川 wen-nay悪い・川 (典拠あり、類型多数) 上川町北東部を流れる「留…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (240) 「知駒峠」

道道 785 号「豊富中頓別線」で知駒(しりこま)峠に向かう途中、ガスが濃いなぁ……と思いながら車を走らせていると…… あ。上り坂の途中ですが中頓別町に入ったようです。地形図をよーく見ると確かに町境が分水嶺なのですが、道道は掬水(きくすい)川の流域…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (239) 「謎の柵」

道道 785 号「豊富中頓別線」で幌延と中頓別の間に聳える「知駒(しりこま)峠」に向かいます。スペックの充実ぶりが光る道道 785 号ですが、峠に向かう道もその例外ではありません。 「問寒別川」を渡る「東延橋」のあたりは標高 26 m ほどですが、知駒峠の…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (238) 「会話する二台」

前方(ちょい先ですが)に青看板が見えてきました。道道 583 号「上問寒問寒別停車場線」と道道 785 号「豊富中頓別線」の分岐点まであと少しのようです。 この交叉点も、番号の大きい道道 785 号が優先道路になっています。直進すると道道 785 号で中頓別に…