Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

北海道(道東)の旅 2013/春

道東の旅 2013/春 (180) 「あらこんなところに」

おそろしく快適な国道 272 号 おそろしく快適な国道 272 号で釧路に向かいます。 それにしても……ため息が出そうなくらいのいい道ですよね。 ここから厚岸町 別海町を抜けて、ここからは厚岸町です。ただ、厚岸町ですが、国道 272 号から厚岸駅のほうに出るこ…

道東の旅 2013/春 (179) 「すんごい国道 272 号」

ゆずり車線 中標津から、国道 272 号線で釧路に向かっています。前方にちょいとゆっくり走行中の車が見えてきましたが、幸いな事に「ゆずり車線」のすぐ手前でした。 というわけで、2 km 以上ある「ゆずり車線」で、さっと前を譲ってもらいました。これは助…

道東の旅 2013/春 (178) 「防風林の中のクレスト」

何やら妙な看板が 中標津を後にして、今度こそ釧路に向かいます。国道 272 号を南西に走って、別海町の上春別にやってきました。右に曲がると計根別で、左に曲がると中西別ですね。ではここで問題です。本日の記事の中で「べつ」は何回出てきたでしょう? こ…

道東の旅 2013/春 (177) 「幻の『ジャスコまで直進110km』」

看板は……どこだ!? 中標津町に実在すると言われていた「ジャスコまで直進 110 km」の看板をひと目見ようと中標津町に向かったのですが、意外なことにどこを探しても見つかりません。「釧路まで 110 km」という記述が正しいと考えると、中標津町ではなく隣の…

道東の旅 2013/春 (176) 「『ジャスコまで直進110km』を探して」

『ジャスコまで直進 110 km』を探して 「ジャスコ釧路店まで直進 110 km」の看板を一目見るため *だけ* に中標津までやってきたわたくし。しかし、看板があるはずの場所自体が見つからないという非常事態に。車を停めてネットの情報を再度確かめるも、場所認…

道東の旅 2013/春 (175) 「ジャスコまで直進110km」

ジャスコまで直進 110 km さて、皆さんはこの写真をご存知でしょうか? 見ての通り「ジャスコ釧路店」の看板なのですが、なんと「直進 110 km」とあります。 この、あまりに衝撃的を通り越えてむしろ笑える部類に入る看板が、どうやら中標津町に実在するらし…

道東の旅 2013/春 (174) 「秀峰・斜里岳」

野生動物の飛び出しに注意 標津町から、お隣の中標津町に向かいます。ここは標津町の街中ですが、野生動物の飛び出しに注意しないといけないのですね……(違)。 道内基準です 国道 272 号に入りました。釧路までは 113 km、中標津までは僅か(道内基準) 18 …

道東の旅 2013/春 (173) 「サーモン亭の『鮭親子丼』」

賑わうサーモンパーク 標津サーモンパークにやってきました。すでに敷地内なのですが、立派な構内道路と駐車場には沢山の車が……。ゴールデンウィークの休日ではありますが、随分と賑わっていますよね。 そして、前方には随分と大きなガラス張りの建物が。ど…

道東の旅 2013/春 (172) 「標津サーモンパークへの道」

安定の創英角ポップ体 「標津町歴史民俗資料館」の展示を見終えたので、外に出てきました。いやー、いい天気じゃないですかぁ! 前方の十字路で左を向くと…… 「有料エリア 出口」の文字が。もちろん安定の創英角ポップ体です。最近聞いた話ですと、この「有…

道東の旅 2013/春 (171) 「大草原のみゆきちゃん!?」

潤いは大切ですね 標津町歴史民俗資料館の話題を続けます。略せば「シベ超」になりますね(なりません)。まずは「懸念される標津湿原の乾燥化」というパネルから。 湿原が乾燥化している……という話なのですが、どうやら過去に湿原を牧草地に変えようとして…

道東の旅 2013/春 (170) 「標津町歴史民俗資料館」

標津町歴史民俗資料館 それでは、「標津町歴史民俗資料館」の中を見て行きましょう。 まずは……うわっ! 改めて見てみると、割と愛嬌のある顔をしていますよね(そうか?)。 剥製と土器 展示室ですが、動物の剥製を中心に、動植物の話題でまとめられたゾーン…

道東の旅 2013/春 (169) 「標津町ポー川史跡自然公園」

標津町ポー川史跡自然公園 「標津町ポー川史跡自然公園」にやってきました。 「入口」そして「開園中」の文字が。創英角ポップ体ですね(そこか)。あっ、左の「Welcome」ももしかしてそうだったりして。 料金所のような建物にも見えますが、窓のありそうな…

道東の旅 2013/春 (168) 「標津ニコライ亭」

国後展望閣 標津町の国道 335 号線を南に向かって走ります。おや? 左手に何やら建物が見えてきました。 屋根には「国後展望閣」そして「さいはて市場」と書いてあるようですね。車が一台も停まっていないのですが、閉店してしまったのでしょうか。 標津ニコ…

道東の旅 2013/春 (167) 「台地をゆく」

たまには波打ち際も 高台を走ることが多かった国道 335 号ですが、標津町崎無異のあたりでは波打ち際に近いところを通っていました。 標津の市街地まではあと 22 km ほどです。 崎無異から薫別へ 崎無異を過ぎると、国道 335 号は再び高台を通っていたのです…

道東の旅 2013/春 (166) 「さようなら羅臼町、こんにちは標津町」

春刈古丹 羅臼町の「春日町」に戻ってきました。この辺りはかつて「春刈古丹」と呼ばれていたところで、川の名前は今でも「春刈古丹川」です。 あ、これは「春刈古丹川」の北隣を流れている「ポン春刈古丹川」に架かる「ポン春刈古丹橋」ですね。pon は poro…

道東の旅 2013/春 (165) 「いつか見た人たち」

らうすほんちょう マッカウス洞窟を出発して、羅臼の中心地に戻ってきました。この下り坂はロードヒーティング停止中らしいですが、よく見ると道路脇に分電盤がありますね。 セイコーマートが見えてきました。道内ではセイコマがあるところは無条件で都会と…

道東の旅 2013/春 (164) 「光らないひかりごけ」

前略、檻の中より 「ひかりごけ自生地」として知られる羅臼町の「マッカウス洞窟」の話題を続けます。落氷防止のために檻の中から見学するというシュールな話になっているのですが…… これだとさすがにあんまりなので、ちょっと頑張って接写してみました。 お…

道東の旅 2013/春 (163) 「羅臼のひかりごけ」

知床らうす八景 では、今度こそ「マッカウス洞窟」に向かいましょう。何やら案内板のようなものが見えますが…… 「案内板のようなもの」ではなくて、普通に「案内板」でした。「マッカウス洞窟 羅臼のひかりごけ」は「知床らうす八景」の一つなのだそうです。…

道東の旅 2013/春 (162) 「松浦武四郎 野宿地」

マッカウス洞窟 前方に、工事中(当時)の「マッカウストンネル」が見えてきました。 もちろん工事中のトンネルに入るわけには行かないので、知徒来川にかかる仮橋を渡って海沿いの現道(当時)に向かいます。 「ひかりごけ自生地」として有名なマッカウス洞…

道東の旅 2013/春 (161) 「春めく海岸町」

近くて遠いs(ry オッカバケ川にかかる「朔北橋」まで戻ってきました。左手の海の向こうに見える島影は国後島ですね。 道路脇で除雪スコップを持った少年と遭遇しました。お手伝い中だったのでしょうか。 尋ね水鳥 国後水道で水鳥ご一行様が寛いでいまし…

道東の旅 2013/春 (160) 「埋もれる旧道」

ルサフィールドハウス ルサ川にかかる「知床橋」を渡ったところに、何やら木製の案内板がありました。 拡大すると……「ルサフィールドハウス」と書いてあるようですね。 現地ではうかつにもそれらしい建物を確認できなかったものでスルーしてしまったのですが…

道東の旅 2013/春 (159) 「『ルシャ』と『ルサ』」

直売は下? 羅臼町相泊の道道 87 号起点から、羅臼町の中心地に戻ります。まずは相泊温泉まで戻ってきました。 おや? 「直売ハ下」と書いてあるように見えますが、一体何の直売なんでしょう? 駐車場 続いて瀬石温泉まで戻ってきました。右手に駐車場が見え…

道東の旅 2013/春 (158) 「日本最北東突端地」

道道 87 号線・起点 「ここから先に行かれる方へ」の警告にひと通り目を通したので、ここから先に行くのは潔く諦めて、引き返すことにしましょう。 車を停めたところまで戻りましたが、せっかくなのでもう少し歩いてみましょう。 「道道 87 北海道」の文字が…

道東の旅 2013/春 (157) 「キケン、道なし!」

知床の「道の果て」 知床半島の東側、羅臼町の海岸線を走る道道 87 号線をずーっと北上してきましたが、ついに終点までたどり着きました。ここが終点です。 はい。ご丁寧なことに、道路の左右にそれぞれ「通行止め」のマーク入りの警告が。左側が「この先行…

道東の旅 2013/春 (156) 「瀬石温泉・相泊温泉」

セセキの滝 さて、前方に見えたこの滝ですが…… この滝は「セセキの滝」と言うのだそうです。「セセキ」は「瀬石」と書かれることもありますが、元々は「温泉」を意味するアイヌ語のようです。知床半島の西側にある「カムイワッカの滝」は湯が流れ落ちる滝と…

道東の旅 2013/春 (155) 「熊岩」

くまー? キキリベツ川を越えたところで「ここより知床国立公園」の表示を見かけて、気合を入れなおしたところで…… おや? あれは何でしょう? なんとなんと、巨大な熊の形をした岩でした。 現地には何の案内も無かったのですが、地理院地図にもこのように「…

道東の旅 2013/春 (154) 「ようこそ知床世界遺産へ」

安定のブレっぷり 岬町の市街地もそろそろ抜けたようで、40 km/h 制限も解除されました。その代わりと言ってはなんですが、この先は連続降雨量 80 mm 超えで通行止めになるようです。 人間至る所に枝道あり この先の「キキリベツ崖」は「北浜覆道」でくぐり…

道東の旅 2013/春 (153) 「茂瀬苅別・知円別・建根別」

茂瀬苅別 羅臼町は「岬町」の「天狗岩トンネル」を抜けると…… まっすぐ走る道の先に、次の「知円別トンネル」が見えてきます。 知円別 漁港の前を通り過ぎ、少し北に進んだところに郵便局(岬町簡易郵便局)がありました。そして、「羅臼町 岬町」の地名標識…

道東の旅 2013/春 (152) 「まさかのバードストライク!?」

刺類橋 羅臼の「海岸町」を北に向かっていたのですが、途中で「サシルイ川」に架かる「刺類橋」が見えてきました。このあたりは元々は「サシルイ」という地名だった可能性が高そうですね。 前方に神社の鳥居が見えてきました。北海道開拓の多くは明治から昭…

道東の旅 2013/春 (151) 「ざいもく岩トンネル」

マッカウス洞窟 工事中だった(現在は開通済み)「マッカウストンネル」を横目に見つつ、海沿いの道を走ります。 道の左側に駐車スペースが見えますが、これが「ひかりごけ自生地」として有名な「マッカウス洞窟」最寄りの駐車場です。大型バスが何台が停車…