Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

春の道央・道北の旅 2010 (100) 「旅の最後は燃費レース」

ザ・ロングラン 「うちに帰るまでが遠足です!」という有名な格言?がありますが、当 Blog もこの精神に則って蛇足なネタをひとつ。今回の「北海道の旅 2010/春」では、出発前にガソリンを満タン(70 リットル)にして、800 km 無給油走行を達成しました。(1…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(最終回)

えー、ようやく最終回です。長ったらしくてすいませんでした。フェリーに乗っていて一番緊張する時間帯が、到着前のひとときです。特に、船内で一泊した時なんかは、荷物をトランクに片付けてから、総員退船……じゃなくて下船の案内が来るまで、しばらくぼー…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(お食事編)

残念ながら(?)、まだ最終回には辿り着きません。今回は「汚職事変」、じゃなくて「お食事編」です(「汚職事変」って何なんだ ATOK よ)。 スイートの費用対効果はグリルにあり(?) スイートの船客は、朝・昼・晩とグリルでの食事がついてきます。スイ…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(テラス編)

さて、船内の探索も終わったところで部屋に戻ります。部屋は 6 階にあるので、エレベーターを使うか、 あるいは、階段を上がるか、どちらかです。 どちらも、上がりきった後の写真ですが……。 一面、ぼんやりと この写真を撮影したのは、朝の 9:15 頃でした。…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(船内探検編つづき)

引き続き、船内の散策を続けます。 海は広いな大きいな 4 階で見かけたポスターがこちら。 関西から発着するフェリー航路の紹介です。「近畿は、沖縄・九州・四国・北海道の各地と、カーフェリーで結ばれています」とあります。この地図はツッコミどころが満…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(船内探検編)

朝食を頂いたあとは、お約束の(?)船内探検です。 化粧室の奥、左側がグリルなのですが、たまーにガラス越しにグリルの中を覗き込んでいく人がいます。気持ちはわからないでもないですが……。 銀河系の営業時間 回れ右をして、船尾のほうを向いてみると、な…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(朝食編)

一風呂浴びた後は…… 入り口の近くに、結構な大きさのクローゼットがあります。中を開けてみると…… バスローブが。:) 実はわたくし、自宅でもバスローブを愛用していまして、旅の間は毎回苦労しているので、こいつは嬉しいです! スイート限定・裏メニュー ち…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(お部屋編つづき)

新日本海フェリー「はまなす」のスイートがホテルもぶっとぶクオリティである件について、の続きです(長いな)。 洗面所も…… 洗面所はこちら。 下手なホテルよりよっぽど豪華で広々としています……。 もはや「船の中」とは思えないですね。 トイレはもちろん…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記(お部屋編)

今回は諸事情があって、帰りは奮発して「スイート」にしたんですが、こいつがもの凄いものでして……。ドアを開けると、まずエントランスがあって、右を向いてみると……。 ベッドがあります。まぁ、ここまでは良くある話?なのですが、よーく見てみると、窓があ…

新日本海フェリー「はまなす」スイートルーム "Scorpio" 乗船記

ということで(どういうことだ)、小樽発舞鶴行きの「はまなす」に乗船です。 新日本海フェリーに乗るのも今回が三度目。「すいせん」「すずらん」と乗船して、今度は「はまなす」です。あとは「あかしあ」に乗船すれば、北海道と関西を結ぶ船舶を完全制覇で…

春の道央・道北の旅 2010 (99) 「さようなら北海道……(また来るぞ北海道)」

豪華で綺麗な小樽港 FT 勝納埠頭の小樽港フェリーターミナルですが、中もご覧のようにとても綺麗です。 行き先表示板がありますが、基本的には舞鶴便(毎日運航)と新潟便しか無いので、あっさりすっきりとしていますね。 フェリーの模型も飾られています。 …

春の道央・道北の旅 2010 (98) 「閑静な住宅街™ の中に大倉山シャンツェを見た!」

北海道神宮の前を通り過ぎ、そのまま車を走らせていたところ、やがて「閑静な住宅街™」に迷い込みました。そして、道なりに車を走らせていたところ……。*「閑静な住宅街」はマスコミ各社の登録商標です(ウソ)。 うわわっ! 閑静な住宅街™ のど真ん中にジャ…

春の道央・道北の旅 2010 (97) 「1860 ミュンヘンと 1972 ミュンヘン」

ロンドン・モスクワ・パリ・ニューヨーク そんなわけで、札幌に「ミュンヘン大橋」があるのは何故? というお話でした。それはもちろん、札幌とミュンヘンとミルウォーキーには切っても切れない縁があるからで……(増えてる増えてる)。「ミュンヘン」という…

ラリージャパン閉幕記念! SS 地名解(つづき)

ラリージャパン閉幕記念!企画の続きです。 SS 19 / SS 22 "BISAN" Day 3(日曜日)は、支笏湖周辺から場所を移して砂川のあたりを走った……みたいですね。札幌から砂川は少し距離があるかな? といった感じもするのですが、リモートサービスにするほどの距離…

ラリージャパン閉幕記念! SS 地名解(←

ラリージャパン閉幕記念! いやー、本当は開幕した時点で企画しておけば良かったのですが、気がつけばおとといの日曜日で無事?閉幕しちゃいました。ということで、おそろしく間が悪いネタですが、まぁいいのかと(開き直った)。Rally Japan は、「WRC 世界…

春の道央・道北の旅 2010 (96) 「ビールつながりで友達の輪!(札幌編)」

Bojan 転進す(撤退には非ず) 何となぁく「定山渓に行ってみようか」と思ったのですが、意外と距離があることがわかったので(最初から気づけよ)、引き返すことにしました。一応、ここまでは行ったんですけどね……。 ちなみに、この交差点で見かけたのがこ…

春の道央・道北の旅 2010 (95) 「ノイビルは今いずこ」

「濃昼」と書いてさて何と読む? という問題でしたが……。 はい、正解は「ごきびる」でした。この「ごきびる」も、例によって例のごとく、アイヌ語に由来する地名のように思えるのですが、残念なことに正確な意味は詳らかではないそうです。詳細はまた追々と…

春の道央・道北の旅 2010 (94) 「増毛、浜益、そして濃昼」

えー、私事ではありますが、ケータイを iPhone に変えました。9 年間使い続けてきた DoCoMo ともこれでお別れです。電話帳の移行と iTunes への CD のインポートが大変なんですが、ぼちぼちやりますです……。 雄冬岬のあたりの話 さて、今日はだいたいこのあ…

春の道央・道北の旅 2010 (93) 「他府県から、カモがネギを背負ってやってきた」

増毛専門(← 舎熊(しゃぐま)、朱文別(しゅもんべつ)、箸別(はしべつ)と通り過ぎ、増毛(ましけ)の中心部へやってきました。ここにはリーブ 21 の本社がある……わけ無いですよね、ええ。 ちなみに、正面の奥の方に見えているのが「暑寒別岳」(しょかん…

アイヌ語地名の傾向と対策 (7) 「幸福」

このシリーズ?もいつまで続くんだろう、と、自分のことでありながら少々心配になってきたのですが、時すでに遅しで(← 幸福(こうふく) sat-nay乾く・川 (典拠あり、類型あり) 昔々、帯広と広尾の間に「国鉄広尾線」という鉄道路線がありました。この広…

アイヌ語地名の傾向と対策 (6) 「大樹・忠類・中札内」

「2010/春」のゴールが見えてきたから……というわけだったり無かったりするのですが(だったりするのか)、本来は記事を追っかけてくる筈でありながら、大幅に遅れているこちらのネタを続けます(前振り長すぎ)。 大樹(たいき) tay-ki?ノミ・大群 (? = 典…

増毛町阿分は「アフンルパㇽ」か?

「阿分トンネル」の謎 書庫は違いますが、2010/9/6 の記事、「秩父別、一已・妹背牛、花畔」の続きです。留萌市のお隣、増毛町(「ぞうもう」に非ず)には「阿分」(あふん)という地名があります。留萌本線には「阿分駅」もあり、阿分駅と次の「信砂駅」(…

春の道央・道北の旅 2010 (92) 「秩父別、一已・妹背牛、花畔」

留萌市街の入り口にやってきました。交差点をまっすぐ進むと秩父別、一已を経由して妹背牛のあたりに至りますが、今回は敢えて増毛・浜益を経由して花畔に向かいます。 では、ここで問題です(←)。次の地名の読みは何でしょう? Q1: 留萌 [ ]、Q2: 秩父別…

春の道央・道北の旅 2010 (91) 「踊る!鰊御殿」

やぎしり、てうり…… 羽幌の市街地を抜けて、まずは留萌に向けて進みます。なんとなく地図を載せてみたり……(楽ですし便利ですし)。 そういえば、羽幌からは焼尻島・天売島へのフェリーが出ているんでしたね。ちなみに「やぎしり」「てうり」と読むようです…

春の道央・道北の旅 2010 (90) 「道の駅『ほっと♡はぼろ』」

緊急事態……! 羽幌炭鉱の跡地のあたりをうろうろしていたのですが、腹部に違和感をおぼえたため、探索はここまでにして、羽幌の中心部に向かうことにしました。 そういえば、「まさにヤムワッカナイ!」(「冷たい・水・川」の意味)などと思いながら朝から…

春の道央・道北の旅 2010 (89) 「かつて、石炭が『血』で、そして鉄道が『血管』だった時代があった」

曙のあたりをうろうろと 40 年前まで「羽幌炭鉱」があったあたりをうろうろしています。地図だとこのあたりです。 非現実的な現実 さて、こちらは……。 学校の跡のように見えます。どうやら……羽幌町立北辰中学校の跡のようですね。学校の跡を通り過ぎ、さらに…

春の道央・道北の旅 2010 (88) 「羽幌町築別にて炭鉱鉄道の遺構を見る!」

防雪柵・考 「萌える天北オロロンルート」こと国道 232 号を札幌に向けて進みます。 海です。そのまんまですが。こちらの写真は、初山別から築別に向かう道のものですが、あまりに似た風景が続くので、もはや時系列で判断しないとわからない、ですね。 右側…