Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

札幌市

北海道・東北の旅 2010/夏 (89) 「『碁盤の目』考」

「三航北国日誌」第 89 回です。今日は古都のエスプリ漂う内容でお送りします(ウソです。しかもちょっと短いです)。 「碁盤の目」考 「モエレ沼公園」をチラ見した後は、Day 4 の目的地・小樽に向けて一目散!です。札幌は、京都などと同じく、街路が「碁…

北海道・東北の旅 2010/夏 (88) 「世を忍ぶ仮の姿をグラスノスチ!」

「三航北国日誌」第 88 回です。本日は、都市部におけるゴミ問題と電力供給に関する話題をグラスノスチでお届けします(← 幻の「白石発電所」 「北海道開拓の村」のあたりをちょっとウロウロした後、なんとなく次なる目的地を目指します。ふと車窓左手に見え…

北海道・東北の旅 2010/夏 (87) 「交差点、前見て右見て左見て!」

「三航北国日誌」第 87 回です。本日も、昨日以上にどうでもいい内容でお届けします(← Go West ! 由仁町の「ヤリキレナイ川」にてやり切れない思いを噛みしめたあとは、札幌目指してひたすら西へと向かいます。由仁町の西隣で「ナイキ訴訟」で有名な(?)…

アイヌ語地名の傾向と対策 (29) 「無意根山・喜茂別・徳舜瞥山」

今日も伝統と信用のマンネリズム全開でお届けします。 無意根山(むいねやま) muy-ne-sir簑・のような・山 (典拠あり、類型あり) 定山渓と羊蹄山のちょうど中間あたりにある山です。名前の由来ですが、明治時代に来道した Jose Domingo という植物学者が…

復活!(←)アイヌ語地名の傾向と対策 (28) 「藻岩山・豊平川」

というわけで、「アイヌ語地名の傾向と対策・第二部」がスタートです。目指せ水戸黄門! 藻岩山(もいわやま) mo-iwa小さな・山 (典拠あり、類型あり) えー、何時の時代にも「ついうっかり」という粗忽者がいるものですが、こちらは「ついお隣さんと名前…

北海道・東北の旅 2010/夏 (24) 「Bojan の撮影ポイント探訪(その 1)(← 」

「三航北国日誌」第 24 回です。今回も(?)実用的な内容を満載でお届けします(← 実は使える中山峠 というわけで(←)、豊平峡探索?を終えて、駐車場に戻って参りました。 これから、中山峠に向かいます。本州に住んでいるとなかなかピンと来ないのですが…

北海道・東北の旅 2010/夏 (23) 「『ハイブリッド電気バス』に見るテクノロジーのコモディティ化」

「三航北国日誌」第 23 回です。今回はいつも以上に画像多めでお送りします。 バック・トゥ・ザ・駐車場 はい。というわけで長かった「豊平峡ダム」シリーズも、ようやく最終回です。帰りのバス乗り場に戻りましょう。 山の中腹に見えるのが「レストハウス豊…

北海道・東北の旅 2010/夏 (22) 「ショスタコーヴィチと落語家への道(← 」

「三航北国日誌」第 22 回です。引き続き「豊平峡ダム 資料室」の話題です。 オソウシペッ? オソウシナイ? まずはこちら。「札幌市と豊平川……精進川」とあります。 精進川(しょうじんがわ)は有名な?アイヌ語地名で、o-so-usi で「川尻に・滝の・ある」…

北海道・東北の旅 2010/夏 (21) 「扇状地のメリークリスマス、ふたたび(← 」

「三航北国日誌」第 21 回です。スターリニズムからの回帰です(← 札幌軟石? 引き続き「豊平峡ダム 資料室」のあれやこれやを見て行きます。 「札幌軟石」とあります。さりげなくパネルの左上にちょうちょがあしらってあったりしますが……。さて、この「札幌…

北海道・東北の旅 2010/夏 (20) 「チョウおすすめ!」

「三航北国日誌」第 20 回です。今回は「豊平峡ダム 資料室」を見てみましょう。珍しくリードがまじめなのは気にしてはいけません(← トンボとチョウのなかまたち(チョウ優勢) では、行きましょー♪ 中は「ダムの資料館」には良くあるつくりで、漠然とパネ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (19) 「バブル崩壊を機に個体数が減少傾向に」

「三航北国日誌」第 19 回です。本日は未だに混迷の続く日本経済にスポットを当てた内容でお送りします(← はたらくおじさん 豊平峡ダムの堤上を歩いて行くと…… 車が止まっています。なにやら作業をされているようですが…… なるほど。お仕事ご苦労様です。 …

北海道・東北の旅 2010/夏 (18) 「She's like a Rainbow」

「三航北国日誌」第 18 回です。本日はローリング・ストーンズの名曲とともにお届けします(嘘です)。 これが噂の…… そんなこんなで(どんなだ)「豊平峡」にやってきました。 周りを見渡してみると……、なにやら看板と階段があります。 「セルフサービスの…

北海道・東北の旅 2010/夏 (17) 「豊平峡巡りのバスは走る~」

「三航北国日誌」第 17 回です。本日の記事はツッコミどころ満載でお届けします。 山本コウタローと週明けの月曜日(← 岬~巡りの~……じゃなくて、豊平峡ダム行きのバスは一時間に 3~4 本の頻度で運転されています(註:2010 年 8 月現在)。 ちなみにお値…

北海道・東北の旅 2010/夏 (16) 「豊平峡ダムへ!」

「三航北国日誌」第 16 回です。本日の記事は 100% リサイクルされた電子でできています(← 謎の「道民雑誌」 石山通を定山渓に向かって進むと、かならず目に入るのがこの看板なんですが……。 一度、目を通してみたいものです(前にも書いたような)。 定山渓…

北海道・東北の旅 2010/夏 (15) 「気合いの入ったリニューアル計画」

「三航北国日誌」第 15 回です。ようやく Day 2 がスタートしたところです。 かつての「縨別通」 とりあえず定山渓に向かおうと、てきとーに車を南に走らせていたところ…… 札幌市電の併用軌道と合流しました。この道路はどうやら「西 7 丁目通」のようです。…

北海道・東北の旅 2010/夏 (14) 「キリッと冷やしてココロ、カラダ、みなぎる(それは別製品)」

「三航北国日誌」第 14 回です。ようやく Day 2 のスタート……が近づいてきました。 STN の次は SBE(植物園)に行こう(← 「北海道立アイヌ民族文化研究センター」で STN の勇姿をしかと見届けた(← 目的が違う)後は…… すぐ先にあるという「植物園」「北方…

北海道・東北の旅 2010/夏 (13) 「インテリアの一部としてもご利用いただけます」

「三航北国日誌」第 13 回です。今日も Day 2 スタート前の話題です。 わりといい感じに並んでいます そして、懲りずに「北海道立アイヌ民族文化研究センター」の話題を続けます。「山田秀三文庫」の書棚の隣には…… ご覧の通り、各種書籍や資料が……比較的余…

北海道・東北の旅 2010/夏 (12) 「STN と山田秀三さんの関係に鋭く迫る!」

「三航北国日誌」第 12 回です。引き続き Day 2(スタート前)の話題です。 STN と山田秀三さんの関係 さて、一見「北海道立アイヌ民族文化研究センター」とは何の関係も無さそうに見えるアイドルグループ(←)「STN」の皆さんですが、実は…… 噂の(?)山田…

北海道・東北の旅 2010/夏 (11) 「あれが噂の……STN48 !?」

「三航北国日誌」第 11 回です。引き続き Day 2(スタート前)の話題です。 松本英一さんのこと はい。……というわけで(どんなわけだ)「北海道立アイヌ民族文化研究センター」にやってきました。 平成 6 年と言えば、ちょうど萱野茂さんが国会議員に繰り上…

北海道・東北の旅 2010/夏 (10) 「『北海道立アイヌ民族文化研究センター』に行こう!」

「三航北国日誌」第 10 回です。今日からは Day 2 の話題でお届けします。 「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に行こう! 在野のアイヌ語地名研究家として知られた山田秀三さんが遺された膨大な資料群は、「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に寄贈…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編(おしまい)

もう少しだけ室内の話を……。 ゴミ箱に見る創意工夫 まず感心したのがこちらなんですが、 ゴミ箱……なんですが、口が丸いほうが缶・ビン用なんですね。ほんの~小さな~出来事……じゃなくて、小さな工夫で間違いが少なくなる。こういった工夫は良いと思います。…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編(つづき)

「札幌パークホテル」の話題を続けます。二日目の今日は「バス・トイレ」特集(←)です。 広々とした充実の空間 バス・トイレは一体型ですが、広さは十分です。 アメニティグッズも充実。 中でも「いいね!」をクリックしたくなる(←)のがこちらです。 はい…

Bojan のホテル探訪~「札幌パークホテル」編

というわけで、Day 1 の目的地「札幌パークホテル」の話題です。札幌パークホテルと言えば中川一郎ですが、その話はさておき……(さておいたか)。 ロビーも清潔感が漂います。 ミステリープランの謎 さて、ホテルでは意味もなくツインを選ぶことが多いわたく…

北海道・東北の旅 2010/夏 (9) 「Day 1 の走行距離は約 52 km、SS は 42.4 km です」

「三航北国日誌」第 9 回です。第 9 回にして早くも(←)Day 1 の話題でお届けします。 Day 1 (小樽 → 札幌) まずは Day 1 のルートからどうぞ。 小樽港 FT から、宿営地(←)の札幌まで。距離は約 52 km で、うちスペシャルステージ(世間一般では「高速…

アイヌ語地名の傾向と対策 (27) 「真駒内・手稲・張碓・小樽」

相変わらず選択基準が良く分からない組み合わせですが、ついにあと 4 つ、です。巻き入れて行きますよー! 真駒内(まこまない) mak-oma-nay山奥・そこに入る・川 (典拠あり、類型あり) 言わずと知れた地下鉄南北線の終点で、「真駒内川」が流れるところ…

春の道央・道北の旅 2010 (98) 「閑静な住宅街™ の中に大倉山シャンツェを見た!」

北海道神宮の前を通り過ぎ、そのまま車を走らせていたところ、やがて「閑静な住宅街™」に迷い込みました。そして、道なりに車を走らせていたところ……。*「閑静な住宅街」はマスコミ各社の登録商標です(ウソ)。 うわわっ! 閑静な住宅街™ のど真ん中にジャ…

春の道央・道北の旅 2010 (97) 「1860 ミュンヘンと 1972 ミュンヘン」

ロンドン・モスクワ・パリ・ニューヨーク そんなわけで、札幌に「ミュンヘン大橋」があるのは何故? というお話でした。それはもちろん、札幌とミュンヘンとミルウォーキーには切っても切れない縁があるからで……(増えてる増えてる)。「ミュンヘン」という…

ラリージャパン閉幕記念! SS 地名解(←

ラリージャパン閉幕記念! いやー、本当は開幕した時点で企画しておけば良かったのですが、気がつけばおとといの日曜日で無事?閉幕しちゃいました。ということで、おそろしく間が悪いネタですが、まぁいいのかと(開き直った)。Rally Japan は、「WRC 世界…

春の道央・道北の旅 2010 (96) 「ビールつながりで友達の輪!(札幌編)」

Bojan 転進す(撤退には非ず) 何となぁく「定山渓に行ってみようか」と思ったのですが、意外と距離があることがわかったので(最初から気づけよ)、引き返すことにしました。一応、ここまでは行ったんですけどね……。 ちなみに、この交差点で見かけたのがこ…

春の道央・道北の旅 2010 (95) 「ノイビルは今いずこ」

「濃昼」と書いてさて何と読む? という問題でしたが……。 はい、正解は「ごきびる」でした。この「ごきびる」も、例によって例のごとく、アイヌ語に由来する地名のように思えるのですが、残念なことに正確な意味は詳らかではないそうです。詳細はまた追々と…