Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

後志総合振興局

秋の道南・奥尻の旅 (3) 「回って回って」

「朝の朝里ダム」「朝里ダム」と続いたので、3 回目の今日は題名を「ダム」にしようか……と思ったのですが、さすがに思いとどまってみました。さて、朝里ダムのダム湖「オタルナイ湖」畔に 5 分ほど滞在した後、今度こそ小樽に向かって出発しました。ちょうど…

秋の道南・奥尻の旅 (2) 「朝里ダム」

宿(小樽朝里クラッセホテル)からすぐ 1 km ほどのところにあるループ橋を渡って、朝里ダムにやってきました。 そのまま道道 1 号線を南に進みます。 ダム記念館 右側(ダム湖のあるほう)に駐車場があったので、U ターンも兼ねて入ってみることにしました…

秋の道南・奥尻の旅 (1) 「朝の朝里ダムへ」

えー、まるで予告編の如く「フェリー探訪」と「ホテル探訪」が続きましたが、ようやく今日から本題がスタートです。 え、予告編のほうが人気が高いんじゃないかって? ……触れてはいけないところに触れてしまいましたねっ? Day 2 は瀬棚へ、そして奥尻へ 久…

Bojan のホテル探訪~「小樽朝里クラッセホテル」編(おしまい)

「小樽朝里クラッセホテル」編も今日で最終回となりました。最終日の今日は朝食などの話題です。 実は目の前がスキー場でした さて突然ですが、朝になりました!(えらい突然やね) 到着がかなり夜遅くだったのでお伝えすることができなかったのですが、実は…

Bojan のホテル探訪~「小樽朝里クラッセホテル」編(つづき)

「小樽朝里クラッセホテル」の二日目は、恒例の水回り編です。 トイレとバスは共用なのですが、中に入ってみると…… ごく一般的な、本当にごくごく一般的なユニットバスとトイレのセットです。クリーム色ともう一色を合わせてワンポイントにしているのですが…

Bojan のホテル探訪~「小樽朝里クラッセホテル」編

新日本海フェリー「すずらん」に乗って、定時の 20:30 に苫小牧東フェリーターミナルに到着しました。Day 1 の残行程はこの日のお宿に向かうのみ……ということで、厚真から小樽近郊の朝里まで、自動車専用道路でぴゃ~っと移動しました。いや、良く考えたら、…

函館~根室 各駅停車の旅 (14) 「小樽・南小樽・小樽築港・朝里・銭函・ほしみ・星置・稲穂・手稲・穂積公園・発寒・発寒中央・琴似・桑園・札幌」

小樽駅(S15) 長万部から 2949D に揺られて 3 時間弱、さすがにお腹が空きました。改めて列車番号を見てみると「肉欲」でしたね(汗)。というわけで(どんなわけだ)、駅の中にあるバーガーキングに飛び込んでハンバーガーをパクついたのでした。今知った…

函館~根室 各駅停車の旅 (13) 「小沢・銀山・然別・仁木・余市・蘭島・塩谷・小樽」

小沢駅(S22) 倶知安駅を発車すると、2 km ほどで「倶知安トンネル」に入ります。ここから先は岩内郡共和町です。倶知安駅から 12 分ほどで、次の小沢(こざわ)に到着します。ここで倶知安行きの快速「ニセコライナー」3952D とすれ違いです。小沢からは、…

函館~根室 各駅停車の旅 (12) 「昆布・ニセコ・比羅夫・倶知安」

昆布駅(S26) 蘭越から尻別川沿いに走ること約 8 分で、次の昆布駅に到着です。この「昆布」駅は、珍名駅としても割と有名なところですね。ちなみに「コンブ」という単語はアイヌ語でも「コンプ」として借用されたケースもあるようなのですが、この「昆布駅…

函館~根室 各駅停車の旅 (11) 「長万部・二股・蕨岱・黒松内・熱郛・目名・蘭越」

長万部駅(H47) 長万部から小樽までは 2949D に乗車します。 2843D 函館 14:26 → 長万部 17:282949D 長万部 17:44 → 小樽 20:42 ドアの上の路線図で、途中の停車駅を確認しましょう。 拡大すると、なんとか読めそうですね。長万部から小樽の間には 17 の駅…

アイヌ語地名の傾向と対策 (52) 「厚瀬崎・千走・原歌・茂津多」

本日は「島牧村」特集ですが、「特集」と言えるほど深く掘り下げているわけでも無いのでご注意を(← 厚瀬崎(あっちゃせざき) at-charse??もう一つの・すべり落ちるような急流 (?? = 典拠未確認、類型あり) はい、実は「厚瀬」で「あっちゃせ」と読むのだ…

アイヌ語地名の傾向と対策 (51) 「朱太川・寿都・弁慶岬・本目」

マニアック路線をひた走るせいで、ご覧になった方の大半は引いているんじゃないかと不安に思いつつ、続けます(← 朱太川(しゅぶとがわ) supki-putu?葭・河口 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 朱太川は黒松内町を流れる川で、河口の部分だけ寿都町…

アイヌ語地名の傾向と対策 (50) 「カスペ・能津登・鮫取澗・歌棄」

本日は、せめて歌棄までは……あ、間に合った(← カスペ(かすぺ) ????(不明) 岩内の町から見て、雷電岬のやや手前に「雷電温泉」があるのですが、そのあたりに「カスペノ岬」や「カスペトンネル」という地名?があるようです。小地名すぎるからか、手元の…

アイヌ語地名の傾向と対策 (49) 「発足・梨野舞納・岩内・雷電」

本日は俵万智さんもびっくりの内容でお届けします(← 発足(はったり) kamuy-hattar神・淵 (典拠あり、類型あり) 泊村の隣の共和町には「発足川」が流れているのですが、その「発足川」の流域からちょいと離れた「リヤムナイ川」のあたりに「発足」という…

北海道・東北の旅 2010/夏 (112) 「夏のセタナもおもしろい?」

「三航北国日誌」第 112 回です。はい、平然といつものネタ(←)に戻ります。 晴れ渡る空、しかし大雨洪水警報 連続雨量規制にひっかかって 15 分ほどロスした後、「島牧村」と「せたな町」の境のあたりにやってきました。 すっかりいい天気になった……のです…

北海道・東北の旅 2010/夏 (111) 「連続雨量規制により通行止!」

「三航北国日誌」第 111 回です。本日は、悪天候下における交通網寸断の実際について、極めてお気楽な内容で(←)お届けします。 「厚瀬崎」はなんと読む!? 国道 229 号「追分ソーランライン」を「島牧村」の中心部に向けて進みます。 鉄道の世界では良く…

アイヌ語地名の傾向と対策 (48) 「神恵内・泊・アメリカソリ・堀株」

本日は軽くミステリー仕立てでお送りします(どこがだ)。 神恵内(かもえない) kamuy-nay?神・川 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) 音を聞いた限りでは「あれ、なんだろう?」と思ったのですが、何のことはなくて kamuy-nay(「神・川」)に由来す…

北海道・東北の旅 2010/夏 (110) 「『横風走行注意』の真実」

「三航北国日誌」第 110 回です。本日はてきとーなネタを硬軟取り揃えて見た……つもり……ですが……(弱気)。 所沢あたりにいそうな顔(← 寿都から島牧に向かう頃には、こんなに清々しい夏の青空が広がっていました。 何やら道路脇に看板があるのですが、これは…

北海道・東北の旅 2010/夏 (109) 「通・行・止!?」

「三航北国日誌」第 109 回です。本日はとうとう車載カメラの画像オンリーでお届けします(← 一寸先は闇(ちょと意味が違う) 岩内から蘭越・寿都にかけては、雷電山の山裾がそのまま海に落ち込んでいるような地形なので、国道 229 号(雷電国道)もトンネル…

北海道・東北の旅 2010/夏 (108) 「The Bluff Bridge」

「三航北国日誌」第 108 回です。本日はバイリンガルな内容でお届けします(← ニンニンっ! ようやくドライブ再開です。共和町からはひたすら日本海側を南に進んで、江差・松前経由で函館を目指します。で、本日最初にお目に掛ける写真がこちら。 はい、ハッ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (107) 「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」

「三航北国日誌」第 107 回です。……なんだかこの書き出しも久しぶりですね。 メインの「広報展示室」へ えー、北海道は泊原発のすぐ近く(但し泊村ではなく隣の共和町)にある「北海道原子力環境センター」の話題を続けます。多分、今回で最後……ではないかと…

関東ローム層の意外な効用

今夜も「三航北国日誌」番外編です。「番外編」なので書庫も移動中です。 「平成17年度放射線監視交付金事業」だそうです そんなわけで、「北海道原子力環境センター」を見て回っているのですが、1F のエントランス(だったと思う)にはこんなモニター画面も…

ゲルマニウム半導体検出装置によるかぼちゃビームの分析

「三航北国日誌」……なんですが、ちょっと内容がさすがにアレになってきたので(アレって何だ)、書庫を移動してみようと思います。 地味で地道なお仕事 「北海道原子力環境センター」にやってきました。ガラス窓には「こんなことやってますよ」というような…

アイヌ語地名の傾向と対策 (47) 「野塚・余別・沼前・珊内」編

「傾向と対策」も、だんだんと泊村に近づいてきました。今日も軽めのネタから脱線ネタまで微妙な品揃え(←)でお届けします。 野塚(のづか) not-ka?岬・の上 nupka?原野 (? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり) アイヌ語で not(ノッ)は「岬」を意味しま…

アイヌ語地名の傾向と対策 (46) 「幌武意・島武意・入舸・積丹」

本日は、軽めのものを三つと、重~いものが一つという、実にバランスの悪い内容でお届けします。でもご安心下さい。お値段以上です(← 幌武意(ほろむい) poro-moy大きな・入江 (典拠あり、類型あり) 普通だとスルーしてしまう地名なんですが、お隣に「島…

北海道・東北の旅 2010/夏 (106) 「気鋭のシロート、北海道原子力環境センターに向かう」

「三航北国日誌」第 106 回です。本日も気鋭のシロートがひたすらウロウロし続けます! オール電化の世界 「とまりん館」の「展望ラウンジ」から階段を下りてみると、そこには…… オール電化の世界が広がっていました(笑)。ショールーム、ですね。 温水プール…

北海道・東北の旅 2010/夏 (105) 「気鋭のシロート、のんびり景色を眺める」

「三航北国日誌」第 105 回です。本日は、気鋭のシロートがのんびりと景色を眺めます!(← 合理的なデザインであることは間違い無いのですが 「とまりん館」の「展望ラウンジ」にやってきました。 この「とまりん館」は、北電の「泊原発」の至近にあって、原…

北海道・東北の旅 2010/夏 (104) 「楽園ムードにシュロの木は必需品?」

「三航北国日誌」第 104 回です。本日も引き続き、気鋭のシロートが「とまりん館」をひたすらウロウロします!(なんなんだ) 次は 2 階へ さて、北海道電力「泊原発」のすぐ近くにある「とまりん館」の話題を続けます。この建物は単に原発を PR するだけで…

北海道・東北の旅 2010/夏 (103) 「10万年スパンの自転車操業」

「三航北国日誌」第 103 回です。本日も引き続き、気鋭のシロートが更に胡散臭さ全開でお送りします! 原燃サイクルとかプルサーマルとか 原発関連の展示の中で、個人的に気になったものをピックアップしてご紹介します(というのも、自分が「ふーん」と思っ…

北海道・東北の旅 2010/夏 (102) 「※この絵はコンピュータグラフィックです」

「三航北国日誌」第 102 回です。本日も気鋭のシロートが胡散臭さ全開でお送りします! 力道山は今いずこ 北電「泊原発」にほど近いところにある「とまりん館」の話題を続けます。 左に進めば、お決まりの?原発の仕組みに関する展示があるのですが、その前…