Bojan International

旅行記・乗車記・フェリー乗船記やアイヌ語地名の紹介など

カントリーサイン

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (113) 「深川を駆け抜ける一瞬の僕ら」

「カナディアンロード線」の終点(起点かも)にやってきました。左折すると芦別市街に戻ってしまいそうですので、右折することにしましょう。 カーブや高低差はありそうですが、センターラインの整備された走りやすそうな道です。 このあたりは田んぼや畑が…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (108) 「星の降る里」

「星の降る里」芦別市にやってきました。 「三笠市」と「芦別市」を結ぶ「三芦トンネル」(みあし──)に入ります。厳密には芦別市に入るのはトンネルの途中ですが、トンネルの入口側にカントリーサインがあるのは嬉しいですね。 トンネルの断面は一般的な形…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (96) 「サイレント分水嶺」

「岩見沢萩の山市民スキー場」の前の交叉点を右折して、道道 30 号「三笠栗山線」を三笠方面に向かいます。 道道 30 号は平野の中の一本道……に見えますが、実は少し先で分水嶺を越えることになります(幌向川水系から幾春別川水系へ)。小高い丘を越えるだけ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (94) 「二度あることは」

「丁未風致公園」を出発して、道道 38 号「夕張岩見沢線」を北に向かいます。岩見沢市のカントリーサインが見えてきました。 ということで、ここからは下り坂です。 自転車で峠道を登ってきた人を見かけました。僅かに雪が残るくらいの季節のほうが、自転車…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (90) 「夕張にも SPAR があった頃」

阿野呂川を越えて、夕張市に入りました。 カントリーサインとは別に「ここから夕張市」という案内が出ているのも、ちょっと珍しい感じがしますね。 夕張には、かつての国鉄夕張線、後の石勝線夕張支線の「夕張駅」がありました(2019 年 4 月に廃止)。ただ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (88) 「直進、右折、更に右折」

道道 3 号「札幌夕張線」で馬追山の鞍部を抜けて、由仁町に入ります。 坂を下った先には「ゆにガーデン」の案内が。その名の通り「庭園」なのですが、他にも野球場があったり、温泉宿泊施設があったりゴルフ場があったりで、なかなかの賑わいを見せています…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (81) 「空港問わず語り」

道の駅「ウトナイ湖」を出発して、国道 36 号に戻りましょう。 ウトナイ湖と新千歳空港の間は、割と人口が希薄なエリアなのですが、これは意図的に開発が制限されている(着陸機のアプローチエリアに当たる?)からなのでしょうか。前方の十字路を左折すると…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (76) 「川と境界は別々だった」

白老町の「中央通り」(おそらくかつての国道 36 号)を東北東に向かって走って、国道 36 号と合流する交叉点の近くにやってきました。 信号が青に変わるのを待っている間に、こんな案内板を見かけました。 「ヨコスト」は川の名前で、また湿原の名前でもあ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (71) 「ホロホロ峠は 21 世紀生まれ」

道道 86 号「白老大滝線」で三階滝川沿いを遡ること数分、白老町との境界が近づいてきました。 白老町との境界である「ホロホロ峠」には覆道が設けられています。Day 2 で通った「トーマル峠」が懐かしいですね。 ホロホロ峠を通過して白老町に入ります。こ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (64) 「そして押ボタン信号が残った」

道道 97 号「豊浦京極線」を南に向かい、洞爺湖町に入りました。手前で煙を上げているのが有珠山だとすると、羊蹄山と中島をこのアングルで眺めるのは不可能な気もするんですよね……(カントリーサインにツッコむのは無粋では)。 厳密には、貫気別川を渡った…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (62) 「熱唱!細川たかしの像」

道道 66 号「岩内洞爺線」を西に向かい、真狩村に入りました。真狩村は未踏の市町村のひとつだったんですが、国道も高速道路も鉄道も通っていないので、どうしても通過するチャンスが限られるんですよね。 道道 230 号「三ノ原ニセコ線」が分岐し、道道 97 …

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (61) 「道のふもと」

喜茂別から国道 230 号の坂を登って、留寿都村に入りました。山と観覧車とハンググライダーという、いかにも浮世離れした題材が目を引きます。 前方正面に山が見えてきました。雪がところどころ残るこの山は「橇負山」で、ルスツリゾートスキー場のゲレンデ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (60) 「道を下りたところ」

喜茂別町留産にやってきました。「留産」は ru-o-san-i で、留寿都からの峠道を下りてきたところ、でしたね。 国道 276 号は「留産橋」で尻別川を渡って、尻別川の西側にやってきました。羊蹄山・尻別岳のある側ですね。「比羅岡」という字が面白いなぁと思…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (57) 「仕事を選ばないあの方」

倶知安町を抜けて、お隣の京極町に入りました。「京極」はこの地を開拓した「京極子爵」に由来するとのこと。 国道 276 号は引き続き羊蹄山の麓を走ります。ただ、羊蹄山と国道の間に尻別川が流れているので、羊蹄山の麓という感覚はあまりありません。 ほぼ…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (56) 「虻田郡倶知安町」

国道 5 号の「倶知安峠」を越えて、倶知安町に入ります。 この先、右側に「北海道スピードパーク」というサーキットがあった……のですが、残念ながら 2012 年に閉鎖されてしまったとのこと。スキー場とサーキットは、21 世紀になってから閉鎖されるところが多…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (54) 「泊原発はいりません」

泊村と共和町の境界にほど近いところにある「原子力 PR センター『とまりん館』」を退出して、駐車場に戻ってきました。時間は 13 時を少し回った所です。 もう一度共和町へ 駐車場を出発して国道 229 号に戻ると、ほどなく共和町に入ります。厳密には共和町…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (49) 「岩内町・共和町・泊村・神恵内村」

展示室の出口近くには「パンフレットコーナー」があり、「原子力環境だより」などのパンフレットが並べられていました。そして「さよなら また来てね!」との文字が。地元の小中学生が社会見学の一環として訪れることが多いのかな、と想像したりします。 2011…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (47) 「北海道原子力環境センター、再び」

毎度おなじみ「とまりん館」の前を通過して、共和町に入りました。 共和町に入って最初の信号である「環境センター前」交叉点も直進して…… あれれ? この先の行程を考えると、時間に余裕がありそうなので、「北海道原子力環境センター」に立ち寄ってみること…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (45) 「消えた『興志内』」

国道 229 号の「茂岩トンネル」を抜けて泊村に入りました。カントリーサインに戦国時代の「兜」が描かれているのは、村の中ほどに聳える「兜山」(兜岬)のことなんでしょうね。 このあたりには「盃温泉」や「盃海水浴場」がありますが、川の名前は「茂岩川…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (38) 「国道と旧国道」

「豊浜トンネル」を抜けて、古平郡古平町に入りました(古平町沖町)。 ここには「セタカムイ道路防災祈念広場」があり、「豊浜トンネル崩落事故慰霊碑」がある……のですが、そう言えばまだ行ったことがありません(いつか行かねば……)。 このあたりの地名は…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (34) 「畚部トンネル」

新しい「忍路トンネル」が開通したことによりお役御免となった旧・忍路トンネルですが、海沿いから忍路の山の南側に斜めに抜けるというちょっと変わった位置にあるトンネルでした。そのため、西側の入口は斜面に対して斜交する場所にありました。 以前にちら…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (19) 「鉄幹・晶子ゆかりの町」

「与謝天橋立 IC」の出口には、「与謝野町へようこそ」と描かれた看板が立てられていました。「鉄幹・晶子ゆかりの町」と書かれると、つい「本当かなぁ~」と疑いの目で見てしまうのですが…… ということで、与謝野鉄幹のうぃきぺで確認してみましょう。 京都…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (17) 「生野の道から大江山」

「京都縦貫自動車道」の「栃葉トンネル」を抜けて、宮津市に入りました。 ちなみに、この近くに「京都丹後鉄道宮福線」の「辛皮駅」があります。由良川支流の桧川の流域なのですが、なぜか最上流部のみ宮津市に属しています。宮津の市街地に抜けるには大江山…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (14) 「そこに古墳があったので」

春日 JCT からは「舞鶴若狭自動車道」を北上します。この時点で 16 時半を少し回ったくらいですが、舞鶴フェリーターミナルまでの距離は 60 km を切りました。フェリーターミナルには 21:30 に到着すれば良いので(たぶん 22:00 でも問題ない)、時間に余裕…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (9) 「第 1 と第 2 が交錯する生野北 IC」

引き続き、播但連絡道路を北上します。神河町の「ノルウェイの森」には随分と驚かされましたが、今度のカントリーサイン?は一般的なレイアウトのものに戻ったようです。 「神河町」の次は「朝来市」(あさご──)です。朝来は「竹田城跡」あたりも有名かと思…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (6) 「本線より広いランプウェイ」

「播但ハイウェイ」こと「播但連絡道路」と「中国自動車道」が接続する福崎 IC にやってきました。「福崎 IC」だと思っていたのですが、播但道の IC はどうやら「福崎南 IC」と「福崎北 IC」に分かれていたようです。 本線より広いランプウェイ 「朝来 豊岡…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (5) 「播但ハイウェイ」

山陽自動車道の「山陽姫路東 IC」で流出して、播但道に向かいます。名前は「山陽姫路東 IC」ですが、一般道と播但道の両方に接続するため、ジャンクションを兼ねた構造となっています。 一般道に出るには左側車線を、播但道に向かうには右側車線を走ることに…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (4) 「『権現湖』、ホントの名前は『権現池』」

山陽自動車道(木見支線)を北上して、山陽自動車道(本線)との接続点となる三木 JCT にやってきました。ゴールデンウィーク二日目の土曜日ですが、意外なほど車の数が少ないですね……(今年ならともかく、2016 年なんですが)。 林の中の JCT 三木 JCT から…

春の道北・船と車と鉄道で 2016 (1) 「制限速度は 60 km/h」

ある晴れた春の日……(ぉぃ)。ということで、2016 年のゴールデンウィークにタイムスリップしてみましょう。ええ、まだ 4 年前のネタを残していたんですね……(汗)。 ということで、まずは大阪府は太子町に入ります。あれ、よく見たら「大阪府」だけ公団フォ…

木次線代行バスで各駅停車 (28) 「三井野原~油木」

備後落合行き 1449D の代行バスが三井野原駅を出発しました。残すは「油木駅」と終点の「備後落合駅」の二駅です。 かなり狭い道を進みます。このあたりは国道 314 号の旧道ではないので、センターラインの無い狭い道です。向こうからバスが来たらどうしよう…